浄土宗 浄蓮寺

千葉県鋸南町にある浄土宗のお寺のブログです

※ 当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

ある日のお釈迦さま⑱と、お休みのお知らせ🙇

当ブログではアフィリエイト広告を利用しています

南無阿弥陀

みなさんこんにちは(^O^)


今日の鋸南町勝山は
朝から雨☔☔☔

途中やむ時間帯もありましたが、
暫くするとまた降り始めて、


一日中、降ったりやんだりを繰り返して、


お陽さまが出ないので、
気温もずっと低くて寒いまま、


何ともすっきりしない一日でした
😥😥😥




さて、今日は
「ある日のお釈迦さま」
その⑱をお届けします🙏



今日お届けするお話は
「大いなる巌の山の如く」
というお話です。


今日の内容は”死”を扱っています。

「ちょっと……」と思う方は
スルーして下さい


それでは、はじまりはじまり~

~~~~~~~~~~

ある時、お釈迦さまが
祇園精舎にとどまっていた時のこと、

コーサラ国の波斯匿(ハシノク)王が
久しぶりに訪ねてきました。

お釈迦さまが
「王よ、どこに行っていたのですか?」
と聞くと、王は
「広い領内の安全を保つために
 王としての仕事で忙しいのです」
と答えました。


すると、お釈迦さまは、
王の顔を見つめて
このように問いました

「では、このような場合、
 あなたはどうするだろうか?

 あなたの信頼する者が
〈今、東の方から大きな山が
 全ての生き者を押しつぶしながら
 こちらに進んできます。

 王よ、急いで
 為すべきことを為して下さい〉

 と言われたらどうする?


 又、同じように、
 西からも、南からも、北からも
 同じように大きな山が迫ってきたら

 その時、王の為すべきこととは
 なんだと思うか?」

問われた王は答えました。

「そんな事態になったら、
 なにも為す術がありません。

 ただ、生ある間、善業を為し、
 功徳を積むだけです」

王の答えを聞いたお釈迦さまは
次のようにお諭しになりました。


「王よ、これは、
 単なるたとえ話ではありません。


 ”老い”と”死”が、王の上に
 押しかかっているのです。

 この時に及んで、一体、
 何を為すべきと思われるか?」

問われた王は


「仰せの通り、”老い”と”死”は
 大きな巌のように、
 我が身に押し迫て来ています。

 為すべきことは、ただ善業を為して
 功徳を積む他、ございません」

と、お答えになった、ということです。


~~~~~~~~~~

如何でしょうか? 

波斯匿王に限らず、
私たちも世事に追われ、
忙しさに振り回されて、

本当に為すべきことを
見失ってしまう

ということがないでしょうか?
(私自身、反省💦💦💦)


時には、
”老い”と”死”という大きな山が
我が身の上に迫っていることを思って、


「本当に今、為すべきこととは何か?」


考えてみるのも
大切なことかもしれませんね(*^^*)



それでは今日はこのへんで、


明日が皆さんにとって
よき一日となりますように……

(^^)/~~~


合掌


追記
18日(水)、20日(金)の更新は
所要の為お休みします。

次回の更新は23日(月)の予定です。
皆さんのブログのご訪問も滞ると思います。
お詫び申し上げ、ご容赦の程
宜しくお願い致します🙇🙇🙇


ぐんちゃん和尚の「おはなし聞きます(^O^)」

辛かったこと、悲しかったこと、今悩んでいること、うれしかったこと……
何でもおはなしお聞きします(^O^)
基本的にお話をお聞きするだけで、
こちらからの積極的なアドバイス等はいたしません。
先ずは、サイドバーの「お問い合わせフォーム」から
お申し込みください。
「お名前」は実名でなくてもOKです!!
ご希望の日時と方法(例:ご来寺、お電話etc.)を
調整させていただきます😀
秘密は厳守します。