浄土宗 浄蓮寺

千葉県鋸南町にある浄土宗のお寺のブログです

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法然上人と『一枚起請文』

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南無阿弥陀

みなさんこんにちは(^O^)


今日の鋸南町勝山は
早朝雨がパラッと降りましたが
すぐにやんで、その後はどんより曇り空☁☁☁

その後もずっと厚い雲におおわれ
とても寒さの厳しい一日でした😱😱😱


18日、20日の更新をお休みし、
コメントのお返事や
皆さんのブログの訪問も
滞ってしまい、
大変失礼しました


改めてお詫び申し上げます🙇🙇🙇



さて、今日1月23日は、
法然上人が『一枚起請文』を
お書き残し下さった日です。


浄土宗 元祖 法然上人


『一枚起請文』

法然上人が
ご往生の二日前にしたためられた
「御遺言」のお言葉であると共に、


「起請文」という名の通り


つづられた一言一句、
まったく嘘偽りなきことを、
阿弥陀さまとお釈迦さまに
お誓いを立てた「起請・誓詞」の
お言葉です。



建暦二(1212)年正月二十三日、


常に法然上人のお側に仕え
病のうつろいを見守っていた
お弟子の源智上人が、

その日、わずかながら法然上人の様態が
穏やかなのをお察しになり、
意を決して、恐る恐るお願いをされました。

「お念仏の教えの肝心要を、
 後の世までの形見として
 一筆お書き残し下さいませ」


この源智上人の求めに応え、
法然上人は病の床に身を起こし
凍える手で筆を執って、
お書き残し下さったのが
『一枚起請文』です。


まさに「ご遺言」として
お書き残し下さった
『一枚起請文』の
本文を締め括るお言葉が


「智者の振舞いをせずして
 只一向に念仏すべし」


というお言葉です。


「智者の振舞いをせずして」
とは、


「人間の物差し」で
阿弥陀さまのお救いを計らって、
疑ったり、勝手な受け取りをすることなく、

阿弥陀さまのお救いを
心から”まるごと”信じ、
この身を打ち任せて、


ということです。


「ナムアミダブツと称える者を
 一人も漏らさず極楽に救う」

との、阿弥陀さまの大慈悲のお心は


人間の知識常識で計れるほど、
”ちっぽけ”なものではありません


ところが、
人間の「知識・常識」にとらわれ、


阿弥陀さまなどホントにいるのか?」
「極楽なんて世界がホントにあるのか?」

と疑い、信じようとしない方も
多くいるようです。


こうした、
「智者の振舞い」をすることなく、


「ナムアミダブツと称える者を
 必ず極楽に救う」
との、阿弥陀さまのみ心のままに
我が身を打ち任せて、


「只一向に、念仏すべし」


極楽に救われ往くことを願って
生涯怠ることなく、
「ナムアミダブツ……」と
勤め励んでお称えするのですよ……。


これが、


法然上人の80年のご生涯を締め括る
最後のお諭しです。



私自身、法然上人のみ心を尊く受け止め、
ますますお念仏に励むと共に、


一人でも多くの方に、
阿弥陀さまのお救いをお伝えできるように
精進してまいりたいと思います。



それでは今日はこのへんで、

明日が皆さんにとって
よき一日となりますように……


(^^)/~~~


合掌


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