浄土宗 浄蓮寺

千葉県鋸南町にある浄土宗のお寺のブログです

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法然上人とゆかりと人々⑧

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南無阿弥陀

みなさんこんにちは(^O^)


今日の鋸南町勝山は


昨晩から降り続いていた雨も
☔☔☔


夜明け前にはやみ


その後はずっと曇り空
☁☁☁


どんよりとした
重~い空気の一日でした😥😥😥



さて、今日は
法然上人とゆかりの人々」
その⑧をおとどけします~🙏

浄土宗 元祖 法然上人


今日ご登場いただくのは

お釈迦さまです

〈「人々」のなかに
 仏さまであるお釈迦さまを
 入れていいものか?

 少々悩みましたが

 あえて入れさせていただきました〉



比叡山の中心を離れ「黒谷」に隠遁し、
お師匠さまである
「叡空上人」をしのぐほど
学問修行をきわめた法然上人でしたが


一向に覚りには到れず
「我が身は生死(=六道輪廻)を
 解脱(=抜け出すことは)できない」

と嘆かれ、
悩みはますます深まるばかり……。


やがて法然上人は
「自らの力で覚りを得る以外に
 生死を解脱できる教え」

を求めるようになります。


それは、当時の仏教の常識では
「絶対にありえない」
とされることでした。


比叡山には
〈自分の力で悟りを得る以外に
 生死を解脱する教え〉を、
示してくれる師匠は誰一人いない……、



深い絶望の中、法然上人は
24歳の時、一時比叡山を下り
「嵯峨 清凉寺(釈迦堂)」
に7日間お籠りになります。


清凉寺の御本尊さまは
印度から伝えられた
「生身のお釈迦さま」
として尊ばれる霊像です。


清凉寺 釈迦如来像(ネットから借用しました)

法然上人は、
まさに生きて存すお釈迦さまから
直々に教えをうける思いで

「どうぞ、求める教えをお示し下さい」
と7日間にわたって祈りをささげたのです。


その時、法然上人が目の当たりにしたのは



多くの人々が一心に祈りを捧げる姿でした。


当時は、一般の人々が
自由にお参りできるお寺は限られていて、

その一つが「清凉寺」だったのです。


時はまさに戦乱の世、


明日の命も知れぬ多くの人たちが
一心に救いを求めて、
お釈迦さまに祈りを捧げている。


そんな姿を目の当たりにした法然上人は
ある思いに至ります。


その思いとは、



「こんなに沢山の人が
 救いを求めている。


 仏さまの教えを学ぶことも
 修行する縁もないこの人たちに
 救いはないのか⁈


 いや、そんなはずはない!!
 慈悲深いお釈迦さまがこの人たちを
 見捨てるはずはない。


 きっと、学問や修行を積めなくても
 誰もが生死を解脱できる教えを
 残してくれているに違いない」



そんな思いに至った法然上人は、


ご自身の解脱と同時に
すべての人が
生死を解脱できる教えを
求めるようになるのです



さてさて、法然上人の行く手に
どんな運命が待ちかまえているのか⁈


続きは次回のお楽しみ~(^^♪


それでは今日はこのへんで

明日が皆さんにとって
良き一日となりますように……

(^^)/~~~


合掌

*コメントのお返事は25日以後になります。
 ご了承の程、何卒よろしくお願い申し上げますm(__)m


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