浄土宗 浄蓮寺

千葉県鋸南町にある浄土宗のお寺のブログです

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法然上人とゆかりと人々⑦

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南無阿弥陀

みなさんこんにちは(^O^)

今日の鋸南町勝山は
朝からすっきり
晴れました~🌞🌞🌞


早朝は少々涼しく感じましたが
日中は気温も上がって
とてもすがすがしい
一日でした!(^^)!



さて、今日は
法然上人とゆかりの人々」
その⑦をお届けします~🙏

浄土宗 元祖 法然上人


今日は前回に続き
慈眼坊叡空さまの
2回目です。


黒谷に隠遁した勢至丸さまは、

比叡山での
3人目の師匠である
叡空さまから
法然源空(ほうねんぼうげんくう)」
という名を授かり、

益々学問御修行に
打ち込む日々を過ごされます。


gunjima-taii.hatenablog.com


法然上人は
師匠である叡空さまと
仏教の教えについて

度々意見が激しく
ぶつかり合うことがあったと
伝記には伝えられています。


時には、
お互いに熱くなりすぎて、

叡空さまがご立腹のあまり
法然上人を
木枕やほうきの柄で
打ち付けたこともあった、
ということも記されていますΣ( ̄□ ̄|||)


お互い真剣に
教えに取り組んでいるからこそ、
時に、激しくぶつかることも
あったんでしょうね……💦💦💦


ある時、激しい論争の後、


しばらくして
叡空さまが再び法然上人の元を訪れ

「そなたの言うことに
 間違いなかった、

 仏法に私情をはさまず
 師匠である私にも
 遠慮なく意見を述べたことは
 まことに奇特なことである」と、


師匠である叡空さまが
自らの誤りを認め、


法然上人を褒め、
”弟子の礼”をとった
ということもありました。


法然上人の
師匠にも勝る才能の
素晴らしさは元よりですが

率直に誤りを認めた
叡空上人も”あっぱれ”ですね✨✨✨



後に、叡空さま最晩年、

法然上人に対しての、
黒谷の庵や経典の「譲り状」を
したためた際、

はじめ「譲り渡す」
と書いたのを、
「進上(=さしあげます)」
と書き直し、

「この先何度生まれ変わっても、
 貴坊(法然上人)は私、叡空の
 師匠であるとの契りのしるしです」

と仰せになったということです。




法然上人は比叡山に於いて、

師匠からも、逆に
弟子の礼を取られるほど

学問も修行も
極められたのですが……、


ご自身は、
「我が身は生死(=六道輪廻)を
 解脱(=抜け出す)できない」

とお嘆きになり、

悩みはますます
深まるばかりでした……。


法然上人の求道の日々は
まだまだ続きます。


それでは今日はこのへんで

明日が皆さんにとって
良き一日となりますように……


(^^)/~~~

合掌


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