浄土宗 浄蓮寺

千葉県鋸南町にある浄土宗のお寺のブログです

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今日は「善導忌」です🙏

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南無阿弥陀

みなさんこんにちは(^O^)

今日の鋸南町勝山は、
朝、一時雨が降ったものの
その後は晴れて
いい天気になりました。

午前中は風が強く吹きましたが
お昼ごろからはおさまって
おだやかな春の一日となりました
😄😄😄


さて、今日3月14日は
浄土宗で高祖と仰ぐ
「善導大師」さまの
ご命日です。


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浄蓮寺 善導大師尊像


善導大師さまは
中国唐時代のお方です。

お生まれは、西暦613年。

そして、
681年3月14日に
お亡くなりになりました


浄土宗を開かれた
法然上人が
阿弥陀さまの化身」

つまり、
阿弥陀さまが人間の姿を借りて
この世にお出ましになったお方

と讃えたお坊様です。


そして、
善導様のお言葉は
阿弥陀さまの直説」
(=阿弥陀様ご自身のお言葉)
と受け取られる程、

心の底から帰依された方です。



写真を見ると、腰から下が
金色に塗られているのが
お分かりいただけるでしょうか?

このお姿は、善導大師さまが
「半分、佛さま」、
まさに
阿弥陀さまの化身」
であることを表しています。

浄土宗では、
法然上人を「元祖」
そして
善導大師を「高祖」
とお呼び申し上げています。




善導大師さまは、
次のお言葉を残しておられます。


人間悤悤として衆務を営み、
年命の日夜に去ることを覚らず

(人間、毎日を忙しく過ごして
 命が日、一日短くなっていることに気付かず)

灯の風の中に滅せんこと
期し難きが如し

(風の中の灯のようなものである)


忙忙たる六道、定趣なし。
(六道輪廻の世界に
 常住できる所はなし)

 

未だ解脱して、
苦界を出ずることを得ず、

(苦しみ迷いの尽きない 
 六道輪廻を未だ離れることが
 できないでいるのに)


いかが安然として恐懼せざる。
(どうして安然として、
 後生を恐れずにいられようか)

おのおの、聞け、
(皆さん、よくお聞きなさい)

強健有力の時、
自策自励して常住を求めよ」

(健康で力がある時に
 自ら勤め励まして
 常住の世界(=極楽浄土)に
 救われることを願って修行しなさい)


毎日を忙しく過ごしていると

我が身が「無常の身」であり
「風前の灯」の如きわが命である、
ということを
忘れてしまいますね……💦💦💦


このまま命が尽きれば
この先も六道を輪廻して、

迷い苦しみは
何時までも尽きることがありません。
(「六道輪廻」については
 こちらをご覧下さい)

gunjima-taii.hatenablog.com
gunjima-taii.hatenablog.com
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だからこそ、

元気なうちから、
極楽に救われることを願って、

勤め励んで
「ナムアミダブツ……」と
お念仏をお称えなさい、

と、善導大師さまは
お諭し下さっているのです。


「後生のことは、
 年をとってから……」


そんな言葉もよく聞きますが、


先延ばしにしているうちに
「時を逃してしまう」
ということもなりかねません。

善導大師様の
「強健有力の時に
 自策自励して常住を求めよ」

とのお言葉を胸に刻んで


一日一日を大切に、

そして、日々に
「ナムアミダブツ」と
お称えしてまいりましょう(*^^*)


それでは今日はこのへんで


明日が皆さんにとって
良き一日となりますように……


(^^)/~~~


合掌


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