浄土宗 浄蓮寺

千葉県鋸南町にある浄土宗のお寺のブログです

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衣・袈裟コーデ⑩とお知らせ(おわび)

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南無阿弥陀

皆さんこんにちは(^O^)

今日の鋸南町勝山は
朝から快晴~🌞🌞🌞

清々しい青空が広がり、
気温も上がって、
初夏の陽気となりました~
😄😄😄



5月も、もう25日
残すところわずかになって
しまいましたね……

6月になると「衣替え」

衣と御袈裟も
夏物になりますが、



その前に……、


久しぶりに
「衣・袈裟コーデ」
その⑩をおとどけします~😊


このシリーズ、
1月にUPして以来
ずいぶん空いてしまいました……
💦💦💦



今日ご紹介するのは
私が身に着けるもので
一番の「礼装」にあたる
組み合わせです。



衣は「松襲(まつかさね)」
お袈裟は「金襴の七条袈裟」
になります。


以前、
「お袈裟は元々、
 道端に捨てられていた布を
 つなぎ合わせて
 一枚の大きな布にして
 身にまとっていたもの」

とご紹介しました。


金襴のお袈裟は、とても
「粗末な布をつなぎ合わせた」
という雰囲気ではありませんが、
💦💦💦


荘厳な儀式で使われるものとして
ご理解をいただきたいと思います。


「金襴の七条袈裟」は

写真だと隠れてしまっていて
見えませんが……、

「環(かん)」という輪に
「修多羅(しゅたら)」と呼ばれる
組紐で固定をして被着します。

白い輪が「環」
長い組紐「修多羅」

又、背中には
房が二つぶら下がっているのが
特徴です。




頭にかぶっているのは
「誌公帽子(しこうもうす)」
と呼ばれるものです。

「誌公帽子」

昔、中国の「宝誌」という人が
かぶっていたものが
原型になっていることから、


「宝誌公の帽子」⇒「誌公帽子」
となったということです。


手に持っているのは
「払子(ほっす)」
といいます。

「払子」


インドでハエやほこりを
振り払う為に使ったのが
原型のようです。


儀式が始まる時、
ご導師様がご本尊様に向き合い、
この「払子」を振ることから
儀式が始まります。


「雑念を払って
 ご本尊様と向き合い
 儀式を勤める」

という意味なんだろうと思います。


「払子」に隠れて見えませんが、お数珠は
「荘厳数珠(しょうごんじゅず)」
という、儀式用のお数珠を持っています。

「荘厳数珠」

普段、ご葬儀はこの姿で
勤めさせていただいております。


以前ご紹介した
増上寺の「御忌大会」に
出仕する時も、

衣・お袈裟・荘厳数珠は同じですが、

持ち物が、
「払子」ではなくて
「中啓」という扇になります。


そういえば、落語のネタで
「錦の袈裟」
というお話があります。

「環」のついている
お袈裟が出てくるお話です。


さてさて、どんなお話か……?


rakugo.ohmineya.com


お時間と興味のある方は
聞いてみて下さい🤣🤣🤣


それでは今日はこのへんで

明日が皆さんにとって
よき一日となりますように……

(^^)/~~~

合掌

追記
おしらせ(おわび)

今週から来週にかけて、
用がたてこんでおりまして……💦💦💦

自分の記事のUPは
予約投稿で何とかなりそうですが、

皆さんのブログの訪問が
滞る日が多くなると思います

どうぞご容赦の程、
お願い申し上げます🙇‍♂️🙇‍♂️🙇‍♂️


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