浄土宗 浄蓮寺

千葉県鋸南町にある浄土宗のお寺のブログです

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ある日のお釈迦さま⑦

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南無阿弥陀

みなさんこんにちは(^O^)


今日の鋸南町勝山は、
朝からおだやかに
晴れました~
🌞🌞🌞

昨日は一日、
雨が降ったりやんだり、
☔☔☔

ぐずついたお天気でしたが、
😫😫😫


今日はうって変わって、

青空が広がり
日向にいると
ポカポカ温かい
冬晴れの一日となりました
(^^♪



さて今日は、
「ある日のお釈迦さま」
その⑦
をお届けします~
👏👏👏


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今日のお話は
「蒼天の陽日のごとく」
というお話です。


さてさて、
今日は、どんなお話でしょう~


それでは、はじまりはじまり~

~~~~~~~~~~


ある日お釈迦さまは、
弟子たちに次のように語り始めました。

「比丘(弟子)たちよ
 たとえば、
 夜空にもろもろの星が
 輝いているが、

 それらは全て、月の光の
 十六分の一に過ぎない

 それ故に、

 月の光は夜空に於いて
 元も偉大であるとされる。

 
 それと同じく
 世の中に道はさまざまあるが、
 それらは全て
 〈不放逸〉をもって根本とする。

 それゆえ、
 もろもろの善法の中において
 〈不放逸〉を最大となし、
 最上と為すのである。


 又、比丘たちよ
 たとえば、秋天に一点の雲なき時
 陽日(太陽)は蒼天にのぼり
 一切の、冥闇をはらって
 赫々として十方にかがやく

 
 されば、秋天にあって、
 陽光はもっとも偉大であるとされる

 それと同じように
 この世にもろもろの道は
 あるけれども

 それらは全て
 〈不放逸〉をもって
 根本とするのである

 それ故、
 もろもろの善法の中において
 〈不放逸〉を最大となし

 最上となすのである」
(『仏教百話』より引用しました。)


~~~~~~~~~~

〈不放逸〉とは、

 辞書によると

「なげやりの心ではなく、
 専心に善を行うこと。

 怠けないこと」

という意味です。


又、『仏教百話』の著者、
増谷文雄先生は

「精進とか努力に近い言葉で、
 集中と持続に重点を置いたもの」

と解説しています。


「不放逸」
ということこそが

「夜空の月」や
「蒼天に輝く太陽」のように、

仏道修行の
最大最上であり、
全ての根本である、と

お釈迦さまは
お説き下さっているのです。


手を抜かずに
真剣に取り組むことが、

仏道修行は勿論、
何ごとにおいても
最も大事、ということなんですね~
😅


年の初めに当たり、


今年も一年

共に〈不放逸〉を心がけて

一日一日、
大事に過ごしてまいりましょう(*^^*)



それでは今日はこのへんで

明日が皆さんにとって
良き一日となりますように……

(^^)/~~~

合掌


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