浄土宗 浄蓮寺

千葉県鋸南町にある浄土宗のお寺のブログです

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「みさご島」の伝説

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南無阿弥陀

みなさんこんにちは(^O^)

今日の鋸南町勝山は、
朝から快晴!!

しかも、
台風の影響でしょうか、
とても蒸し暑い一日でした。

日が沈んだ今も、
かなり蒸し暑いです。

今日の暑さは、正直コタえました💦💦💦


さて、
これまで何度も勝山の海を紹介してますが、
今日は、改めてこの島をご紹介したいと思います。

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この島は、地元の人たちの間では
「みさご島」と呼ばれています。
もともとの名前は
「みささぎ島」といいます。

「みささぎ」とは、辞書によると
天皇皇后などの墓。御陵」とのこと。


景行天皇40年(西暦110年)10月、
景行天皇より東国平定の命を受けた
ヤマトタケルノミコト

相模の国から海を隔てた上総の国へ、船で渡るとき、
海が突然荒れ、船が沈みそうになりました。


なんでも、日本武尊「こんな小さな海など跳んで渡れる」という
思いあがったことを言ったことが、海の神様の怒りをかい
突然海が荒れてしまったとか。


その時、妃であるオトタチバナヒメ
海神の怒りをおさめて荒れた海をしずめる為に
自ら海に身を投げてしまいます。

すると、
それまで荒れていた海は途端にしずまったということです。


そして、
オトタチバナヒメのなきがらが、
この島に流れ着いたことから
「みささぎ島」と呼ばれるようになり、

それが縮まって
「みさご島」となったということです。

又、姫の「操(みさお)」をたたえて
みさお島」と呼んでいたのが、
いつの頃からか「みさご島」と呼ばれるようになった、
という説もあるようです😄


それにしても、
ヤマトタケルノミコト」なんて、
そんな大昔の人、しかも近畿地方の人だから、
関東の地には無縁なのかと思ったら、

こんな近くに縁の深い場所があるとは!!

初めて知った時は、かなりビックリしましたf^-^;

それにしても、オトタチバナヒメ
かわいそうですね……。


例年、この場所で
お盆の「灯篭流し」が行われるのも、
何か因縁めいたものを感じます。



それでは今日はこのへんで

明日が皆さんにとって良き一日でありますように
(^^)/~~~

合掌