浄土宗 浄蓮寺

千葉県鋸南町にある浄土宗のお寺のブログです

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私の好きな本㉔

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南無阿弥陀

みなさんこんにちは(^O^)


今日の鋸南町勝山は

午前中は雨が
けっこう強く降りましたが
☔☔☔


お昼前にはあがりました


それはよかったんですが、
例によって、強風が吹いて


大荒れの一日になりました


先週に続いて、
台風が接近してくるようですが
大きな被害がないことを
心からお祈りするばかりです🙏



さて、今日は、
と~っても久しぶりに
「私の好きな本」
その㉔をお届けします~👏👏👏


この約一年、ず~っとバタバタして
本を開く時間がまったくとれず
このシリーズもず~っと
休止のままでしたが💦💦💦



最近、コロナが終息したせいか、


電車の長時間移動の所用が
続いたおかげで、久しぶりに
本を読むことができました
😊😊😊


およそ一年ぶりの
このコーナーの復活です(*^^*)


今日ご紹介するのは、
原田マハさんの
風神雷神』です。

風神雷神』(上下2巻)


たまたま新聞の広告で
紹介されているのを見て


「これは読まねば!!」


と、すぐにネットで注文して
入手しました(*^^*)


主人公は
風神雷神屏風」の作者、


俵屋宗達


名前は聞いたことがあるものの
一体どんな人だったのか?


気にしたことはありませんでした


実際に生没年さえもはっきりせず
歴史的に謎が多い人物のようです。


物語は「フィクション」、
ということですが、


それはわかっていても
物語は大きなスケールで
展開していきます。




京の扇屋の息子として生まれた
少年・伊三郎(後の宗達


南蛮寺で目にした聖母子像に
大きな影響を受けます。


その後、


大殿・織田信長の前で
像の絵を描いて、
絵師として「宗達」の銘を受け、


信長の推挙により
「洛中洛外屏風」を描く
狩野永徳の手伝いをする中で
絵師として成長していきます。


そして、


天正遣欧少年使節団」に随行
欧州に渡り、西洋の絵画に接して
多くの刺激を受けていきます。


最後は少年カラヴァッジョとの
運命的な出会い……。



欧州の教会の名画が
次々と登場するところは
原田マハさんの
まさに「面目躍如」といった
感があります。


それと、


当時、文字通り「命がけ」で海を渡り
ローマ法王との謁見を果たした
使節団の少年の純粋な「信仰」の姿、


そして、


使節団の少年たちと、
宗達と友情にも
大変感銘を受けました。


上下2巻の長編でしたが
物語にのめりこんで
一気に読み切ってしまいました。



これからの梅雨の時期、


部屋の中でゆっくり読書を……、
とお考えの方、


手に取ってみてはいかがでしょうか?



それでは今日はこのへんで、



明日が皆さんにとって
よき一日となりますように……


(^^)/~~~


合掌



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