南無阿弥陀佛
みなさんこんにちは(^_^)
今日の鋸南町勝山は
梅雨の晴れ間、って感じで
青空ものぞき、暑かったけど割とすがすがしい一日でした
さて、昨日のブログにも書きましたが、
今日の午前10時前、
既存本堂で使っていた荷物を
一時保管する為の物置が搬入設置されました。
予定より少し大きめのユニットハウスです。
搬送してきてくれた方が、
首からかけたリモコンを器用に操作して、
アッという間に設置完了
引続き、荷物の移動をしました。
写真には写ってませんが、
壁にかけてあった扁額や大きな絵も
全て無事に取り外し、物置に移動できました。
明日から、内部の壁板をはがしたり、
細かい作業を始めるそうです。
ところで、
引っ越し作業などしていると、
押入れの奥から忘れ去られていた懐かしいものが発見される
なんてことが、けっこうアルアルなんじゃないかと思うんですが……
本堂の納戸を片付けていたら、
何と、お宝が出てきましたーーーー!!
江戸時代の徳住上人という方が書かれた
「南無阿弥陀佛」の掛軸です。
徳住上人とは、
江戸後期の高僧・徳本上人の高弟で
愛知県岡崎市の名刹「荒井山九品院」を開いたお方です。
恥ずかしながら、こんな貴重なものが
我が浄蓮寺に存在していたとは、
全く存じ上げませんでした^_^;
発見した時は、箱はもっと汚れてて真っ黒だったんですが、
ハウスクリーニング業者の方がきれいにしてくれました。
(ありがとうございました)
裏を見ると、
「奉開眼畢 天保十三壬寅二月 徳住(花押)」
とあります。天保13年は、西暦1,842年。
約200年前の物にしては表装がきれいなので、
修復したんでしょうね
しかし、何故この掛け軸があるんでしょう?
来歴は不明ですが、
当時、この地に生きていた人たちが集い、
この掛け軸を前に「ナムアミダブツ……」と
一心にお念仏を称えている、そんな光景が目に浮かびます。
今も昔も、そしてこれからも、
浄蓮寺は「念仏道場」であり続けなければならない、
そう、思いを新たにしました。
それでは、今日はこのへんで
明日が皆さんにとっていい一日でありますように(^^)/~~~
合掌