南無阿弥陀佛
みなさんこんにちは(^O^)
10月～11月、全国の浄土宗のお寺で
「お十夜法要」が勤められます。
今、生きている私たちも、
この世の命の尽きた後には
「極楽浄土」という仏さまの世界に
救われることを願って、
「十日十夜」の
お念仏をお称えする法要です。
本来、10日間勤めるべき法要ですが
時代の流れと共に短縮され、
一日一座限りの法要となっているお寺も
少なくないようです。
しかし、
たとえ期間が短くなっても
阿弥陀さまの成仏と
極楽の完成を悦び感謝して
普段に益して、心を込めて
「ナムアミダブツ」と
お念仏を称える、という
お十夜法要の意義に、
何一つ変わりはありません。
阿弥陀さまが建て下さった
「極楽浄土」という世界は
一体どのような世界なんでしょうか？
お経によると、
極楽の大地は
金・銀・瑠璃・珊瑚などの
七宝で出来ていて、
広々として際限がなく、
すべての宝玉は、
互いに折り重なり
交じり合っている
と説かれています。
そして、
極楽には山も谷も海もないが、
山などの美しい景色を見たいと望めば
仏さまの不思議な力によって
見たいと願う景色を
目の前に見ることができる
とも説かれています。
では何故、阿弥陀さまは、
極楽を、山も谷も海もない世界に
したのでしょうか？
それは、
素晴らしい景色を楽しむには
険しい道を行かなければなりませんね……。
病気を患っている人や
足腰が悪い人は、
美しい景色を楽しめません😢
それどころか、
年をとったら、
ちょっとした凹凸でもつまづいて
恐い思いをしたり、
怪我をすることもあります。
そんなこの世のあり様を
ご承知だったからこそ、
阿弥陀さまは、
ご自身の浄土である極楽を、
山も谷も海もなければ
ほんのわずかな凸凹さえもない、
完全バリアフリーの世界
にされて、
そのうえで、
山や海の美しい景色が見たい時だけ
目の前に現わすように
して下さったのです。
そんな、願ってもない
”いいとこどり”の極楽浄土に
お救いいただくには、
阿弥陀さまのお救いを信じて
「ナムアミダブツ……」と
お称えするだけです。
お十夜シーズンのこの時期、
「極楽」という苦しみの無い
ほとけさまの世界を構えて、
私たちを救おうと願って下さっている
阿弥陀様のみ心を信じて、
心を込めて、ナムアミダブツと
お称えしましょう(*^^*)
それでは今日はこのへんで
明日が皆さんにとって
よき一日となりますように……
(^^)/~~~
投稿お休みのお知らせ
週明けから、所用が立て込んでおりまして……、
23日，25日，27日の投稿をお休みします。
この期間、毎年恒例の、
「北」に行って参ります
次回の投稿は11月1日の予定です。
ご理解・ご容赦の程、
どうぞ宜しくお願い致しますm(__)m
辛かったこと、悲しかったこと、今悩んでいること、うれしかったこと……
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