浄土宗 浄蓮寺

千葉県鋸南町にある浄土宗のお寺のブログです

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明日はお彼岸の中日です🙏

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南無阿弥陀

みなさんこんにちは(^O^)


今日の鋸南町勝山は
朝から快晴~🌞🌞🌞
頬をなでる風が
少々冷たく感じましたが、

それも又、心地よく思える
清々しい早春の一日となりました
(*^^*)


さて、

18日(土)から
「春のお彼岸」の期間に入り

明日21日(火)は
お彼岸のお中日です🙏


皆さんの中にも
お墓参りを計画している方、

既にお墓参りをお済ませの方、

或いは、もろもろの事情で
お墓にお参りできない方も
いらっしゃると思います。




お彼岸とは、本来
「到彼岸」つまり
「彼の岸に到る」ということです。


迷いや悩み苦しみの絶えない
「此岸(此の岸)」を離れ、

迷い苦しみの無い仏さまの世界
=「彼岸(彼の岸)」
に到ることを願って、

普段にまして、
仏道修行に励みましょう、

というのが、

本来の「彼岸」の心です。


浄土宗においての「彼岸」とは
具体的にどこか?というと、


阿弥陀さまが建てられた
「極楽浄土」です。

極楽浄土を描いた「観経曼陀羅」(浄蓮寺蔵)


今、生きている私たちも、
この世の命を終えた後には
「極楽浄土」という
彼岸の世界に到ることを願って、


普段にもまして、心を込めて
「ナムアミダブツ……」と
お念仏をお称えすると共に


先だたれたご先祖さまを、

普段に増して心を込めて
ご供養させていただきましょう、

というのが、

浄土宗における
お彼岸の心です🙏



では、
「極楽浄土」という彼岸の世界は
一体、どのような世界なのでしょうか?


お経にはこのように説かれています。

~~~~~~~~~~

極楽浄土では、
穏やかな風がそよぎ
木々の枝葉を優しく揺らすと
真理を顕す調べが
数限りなく奏でられ、

その音は
あらゆる仏の世界に
行きわたる。

その調べを聞いたならば
奥深い真理を身に修めて
覚りの道を歩み続け
決して退くことがない。

~~~~~~~~~~


いかがでしょう。



この世では、
心地の良い風が吹くこともあれば、
強風が吹き荒れることもあります。

ゆれる木々の音も

心地いい時もあれば、

逆に、恐怖を感じることも
ありますね~💦💦💦


極楽で吹く風は、
常に穏やかで心地よく、

しかも、
風に揺れる木の音は
ご説法として聞こえ、

その音を聞くだけで
お覚りがどんどん進む、

ということです。


そんな、
この上もなく尊い極楽に救われるには、
どうしたらいいか?


難しいことは何もありません、


阿弥陀さまのお救いを信じて
「ナムアミダブツ……」と
お称えするだけです。

浄蓮寺ご本尊 阿弥陀佛尊像


春のやわらかな陽ざしの中に
穏やかな風を感じた時には、

どうぞ、極楽の様子を
思い浮かべていただきたいと思います。


そして、


この生涯を終えた後には
極楽にお救いいただくことを願って
どうぞ、「ナムアミダブツ……」と
お称えください。



それでは今日はこのへんで


明日が皆さんにとって
よき一日となりますように……


(^^)/~~~


合掌


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