浄土宗 浄蓮寺

千葉県鋸南町にある浄土宗のお寺のブログです

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ある日のお釈迦様㉑

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南無阿弥陀

みなさんこんにちは(^O^)


今日の鋸南町勝山は

一日中、雨が降ったりやんだり
☔☔☔


厚い雲に覆われて、
何ともスッキリしない
ぐずついた一日でした
😢😢😢


このところ涼しい日が続いてますが、
明日からは、又暑くなるようです。


皆さん、体調を崩さないように
お身体には十分気をつけて
お過ごしください。


さて今日は、
ある日のお釈迦さま
その㉑をお届けします~🙏



それでは、はじまりはじまり~


~~~~~~~~~~~~~~

ある時、お釈迦さまの若い弟子
アッサジが王舎城の街で
托鉢をしていた時のこと、


その姿が大変立派だったので

ある一人の修行者が
強く心を動かされ、

「もしこの世に、
 本当の聖者がいるとすれば、
 この人は、
 そのお弟子の一人に違いない」

と思い、托鉢が終わるのを待って
「あなたの師匠はどなたですか?」
と尋ねました。

アッサジは、
お釈迦さまの弟子であることを告げると、

「あなたの師匠は、
 どのようなことを教えられるのか?」

と問われました。


アッサジは、
「私は、まだ弟子入りして日が浅く、
 要領よく語ることはできません」
と答えると、

修行者はあきらめきれず、

「多少なりとも、
 あなたの師匠の教えを
 聞かせてくれないか」

と、更に問いました。


すると、アッサジは
「もろもろのことは因ありて生ずる
 仏陀はその因を説きたもう

 もろもろのことの滅(なき)についても
 またかくのごとく説きたもう」

と答えました。


それを聞いただけで修行者は、

お釈迦さまの教えが
如何なるものかを察して

やがて、お釈迦さまの
お弟子となりました。


その修行者こそが、


後にお釈迦さま第一の弟子となる
舎利弗(しゃりほつ)さまであり、

親友であった目犍連(もっけんれん)さまも
一緒にお釈迦さまの弟子になりました。


~~~~~~~~~~~~~

このお話は、

「全ては原因によって生じ、
 又、原因によって滅する」

という、


「因果の道理」こそが
お釈迦さまの教えの骨格である、


ということを
明確に示しています。



良き「因」となるような行いを心がけて、
良い「結果」を得られるように
毎日を、大事に過ごしてまいりましょう
(*^^*)


それでは今日はこのへんで、


明日が皆さんにとって
よき一日となりますように……


(^^)/~~~


合掌


参考『仏教百話』(増谷文雄 筑摩書房



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