浄土宗 浄蓮寺

千葉県鋸南町にある浄土宗のお寺のブログです

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私の好きな本㉓

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南無阿弥陀

みなさんこんにちは(^O^)

今日の鋸南町勝山は

朝からどんより曇り空☁☁☁


昨日までの予定では
朝から「豪雨」とのことでしたが、

さいわい雨雲が
それてくれたおかげで、
雨はほとんど降らず😄


午後からは
雲の間から青空も
顔をのぞかせてくれましたが、


台風崩れの温帯低気圧の影響で
たいへん蒸し暑く、

おまけに
強風が吹き続けた一日でした
😥😥😥




さて今日は

「私の好きな本」その㉓
をお届けします~
👏👏👏


今日ご紹介する本は
遠藤周作さんの
『善人たち』です。

『善人たち』(遠藤周作


この本は、
先日研修会の講師の先生が
ご紹介下さったもので、

お話を聞いた瞬間
「これは読まねば」
と思い、

その日の夜、早速「ポチっ」と
してしまいました😅


表題になっている
「善人たち」の他、
「切支丹大名・小西行長
「わたしが・棄てた・女」
の、全3本の戯曲が納められています。


実はこの3本の戯曲は
遠藤先生のご生前に
発表されることはなかったんです


prtimes.jp


遠藤先生の没後25年にあたる昨年末、
長崎の「遠藤周作文学館」で発見され

今年3月に出版されました


カバーをとった下の表紙には
直筆原稿が印刷されています。

「善人たち」の直筆原稿が印刷されてます


さて、
気になる内容ですが……、


「善人たち」は、

太平洋戦争開戦直前、


アメリカのオールバニーという街の
ロジャース一家のもとに
「阿曽コウキチ」
という神学校の留学生が
下宿することになります。


このことがきっかけになり
ロジャース一家に
さざ波がたち始めます。


そして遂に、
真珠湾攻撃により
日米は戦争状態に


コウキチは、
帰国すれば兵役につかされ、

人を殺すかもしれない、
ということを恐れて、

このままアメリカにとどまりたいと
願いますが……

(結末は、
 読んでみてのお楽しみ
 ということで……)


太平洋戦争当時のお話ですが、
今の私たちにも通じる部分が
多くあるように思います。


他2本も、
どれも人間の内面を
深く”えぐる”内容で、

とても考えさせられる
一冊でした。


興味があったら
是非お読みいただきたいと思います。



それでは今日はこのへんで


明日が皆さんにとって
良き一日となりますように……


(^^)/~~~

合掌

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