南無阿弥陀佛
みなさんこんにちは(^O^)
今日の鋸南町勝山は、
朝から快晴🌞🌞🌞
昨日までの厳しい寒さも
多少ゆるみ、
午後からは
風が少々強く吹きましたが
おおむね穏やかな
冬晴れの一日でした
😄😄😄
が、
明日から
また、厳しい寒さが戻る、
という予報です。
今日はニット帽をかぶって
寝ようと思います(*^^*)
さて、前回は
お釈迦様が御入滅された時の
様子を描いた「涅槃図」
にちなんで書かせていただきました。
予告申し上げた通り、
今日も「涅槃図」にちなんだことを
書かせていただきたいと思います。
お釈迦さまを取り囲むように
4方に8本の木が描かれています。
これは「沙羅の木」です。
2本一対づつ描かれていることから
「沙羅双樹」
と言われています。
『平家物語』の
「沙羅双樹の花の色
盛者必衰の理を表す」
の「沙羅双樹」です。
向かって右の4本が茶色で
左の4本が緑色で描かれてます。
茶色く描かれている右の4本は、
お釈迦様の入滅を悲しむあまり
枯れてしまった、
ということを、
そして、
緑色に描かれている左の4本は
「お釈迦さまは入滅されても
教えは後の世に残り栄える」
ということを表しています。
空には満月が浮かんでいます。
まさに15日、満月の夜に
お釈迦さまは涅槃に入られた、
ということ表しています。
(この先は「死」について
直接触れる内容になります。
受け付けないと思われる方は
スルーして下さい)
何故、お釈迦さまは2月15日を
御入滅の日に選ばれたのでしょうか?
そのことについて、お経には
次のように説かれています。
2月は(旧暦だと)陽春、
万物が成長する時期であり、
人々は〈世界が常住である〉
という誤った考えに陥りやすい。
それ故に、
全ての物は〈無常〉であり
とどまることがない、
ということを示す為に
2月を選ばれた。
そして、
15日を選ばれたのは、
〈15日の月〉は、
満々として少しも欠けることがない
それと同じように、お釈迦さまも
完全に煩悩を消し去った〈涅槃の境地〉に入られ、
少しも欠けることがない、
ということを表す為に
満月の〈15日〉を選ばれたのである。
〈参考資料〉
『よくわかる 絵解き涅槃図』
(竹林史博 著 青山社)
この世に「常住不変」のものなど
何一つありません。
私たちも何時か、
お釈迦さまと同じように
人としての身を
終えなければならない日が
必ずきます。
しかも、その時が、
いつ、どこで、
どのような形でおとずれるか?
だれにもわかりません。
お釈迦さまが
涅槃の境地に入られた
「2月15日」を
お心にとどめていただき、
〈無常の我が身〉である、
と心得て、
一日一日を、
大切に過ごしてまいりましょう
(*^^*)
それでは今日はこのへんで、
明日が皆さんにとって
良き一日となりますように……
(^^)/~~~
合掌
辛かったこと、悲しかったこと、今悩んでいること、うれしかったこと……
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