浄土宗 浄蓮寺

千葉県鋸南町にある浄土宗のお寺のブログです

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法然上人とゆかりの人々⑤

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南無阿弥陀

みなさんこんにちは(^O^)

今日の鋸南町勝山は、

朝からスッキリと
晴れました~🌞🌞🌞

午後から一時
雲がかかる時間帯も
少々ありましたが、

一日を通して
とても穏やかな
春の一日でした
(*^^*)





さて、今日は
法然上人とゆかりの人々」
その⑤
をお届けします。


浄土宗 元祖 法然上人


今日ご登場いただくのは、

法然上人の比叡山での
2人目のお師匠様、

「功徳院皇円
(くどくいんこうえん)」さま

です。


比叡山に登られた勢至丸さまは、
先ず、「持寶房源光」さま
のもとに身を寄せ、

仏教の学問と修行を
始められました。

源光さまについては、
こちらをご覧下さい
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

gunjima-taii.hatenablog.com


源光さまは

先ず、試みに
『天台四教義』という
書物を勢至丸に授けると、

数日後、勢至丸さまは
不明な所を
源光さまに質問しました。


質問を受けた源光さまは、
大変驚きましたΣ( ̄□ ̄|||)

勢至丸さまが
問いただしてきた箇所は

どれも解釈が大変難しく
古くから活発に議論されている箇所
ばかりだったのです。


源光さまは

「このまま我が元に身を置くより
 もっと優れた師匠のもとで
 学ばせた方がよかろう」

と思い、

当時の比叡山でも
第一の学問僧と讃えられる

「功徳院皇円」さま
勢至丸を託すことにしました。



皇円さまのもとに
身を寄せるようになり
間もなくして、

「大乗戒」を受けて
正式に「出家」します。


こうして順調に
仏教の学問と修行に
励んでいるかに見えた
勢至丸さまですが、


ある時、皇円さまに
こんな申し出をします。


「すでに出家ののぞみを
 遂げることができました。

 あとは隠遁して
 (=世俗との交わりを断って)
 もっぱら学問と修行に
 打ち込みたいと思います」


この申し出に対して、
皇円さまは


「このまま学問を究め、
 将来は比叡山を背負う存在に
 なって欲しい」


と、繰返し説得しました。


ところが、勢至丸は
「私が比叡山に登ったのは
 名声や利得を得たいからでは
 ございません、

 父の遺言に従い、

 修行をきわめ、
 迷い苦しみの世界を解脱する為です。

 どうか隠遁をお許しください」

と、決意を曲げることは
ありませんでした。


そして遂に、18歳の時
皇円さまのもとを辞して、


比叡山の中でも特に奥深い

「黒谷別所」

に隠遁してしまいます。



さて、

黒谷に隠遁した勢至丸さま……、


その後は
どうなるのでしょうか?


続きは次回のお楽しみ~(*^^*)



それでは今日はこのへんで


明日が皆さんにとって
良き一日となりますように……


(^^)/~~~


合掌


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