浄土宗 浄蓮寺

千葉県鋸南町にある浄土宗のお寺のブログです

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衣・袈裟コーデ😄⑥

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南無阿弥陀

みなさんこんにちは(^O^)

今日の鋸南町勝山は、
朝からどんより曇り空
☁☁☁

今にも雨が降り出しそうで、
降らないまま
夕方になりましたが、

5時過ぎに
雨がパラパラっと降りました😥

このところスッキリしない
お天気の日が続いています。

スカッとさわやかな
秋晴れの日が
待ち遠しいですね😅


さて、今日は
「衣・袈裟コーデ」その⑥
をお届けします。


8月25日UPの記事で
「施餓鬼会」
ご報告をしましたが、

gunjima-taii.hatenablog.com


今日は、
その時私が着していた
衣とお袈裟をご紹介します😊

衣=萌黄


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衣は萌黄(緑)色です。

着ることが許される衣の色は
「僧階」(坊さんの階位)
によってかわります。

萌黄から始まり、
位が上がるごとに
松襲(まつかさね、紫と萌黄色の中間)
⇒紫⇒緋(ひ、橙色)
となります。

「施餓鬼会」のように
何人もの僧侶が出座する時は、
導師(儀式の中心となる僧侶)に
敬意を表して、
導師以外は僧階に関係なく
(例えば、紫を着られる人も)
萌黄を着ることが多いようです。

ちなみに今、私が着せるのは
「松襲」です。

そのうち紹介したいと思います😅

袈裟=大師衣

袈裟は「五条袈裟」です。
広げた状態がこちら

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五条袈裟(大師衣)


縦に5つの部分に分かれているのが
お分かりいただけるでしょうか?

5つの部分を縫い合わせて
作られていることから
「五条袈裟」と呼ばれています。

又、このような形の「五条袈裟」を
別名「大師衣」とも呼んでいます。

法然上人が、常日頃この形の
「五条袈裟」を用いていたとのことで、

法然上人には
「元祖大師」「円光大師」等の
呼び名があることから、「大師衣」
と呼んでいるとのことです。


この「大師衣」は近隣のお寺さんと
揃いの柄になっています。

コロナ禍以前は、
「施餓鬼会」などの行事の時は
近隣のお寺さんがお互いのお寺に、
この、お揃いの大師衣を着して
出仕(参加)していました。

残念ながら去年と今年は、
お互いに出仕はありませんでした。

中啓

持っている扇子は
「中啓(ちゅうけい)」
と呼ばれています。

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中啓

普通扇子は、たたむと
頭の方が閉じた形になりますが、

たたんだ状態で
頭が末広がりになるものを
「中啓(なかびらき)」といい
これをそのまま音読して
「中啓(ちゅうけい)」
と呼ぶようになったとのことです。

色のついた衣を着する時には
この「中啓」を持つことになっています。

形は扇子でも、儀式の装束なので
基本的に、
あおいじゃいけないんです😅

おわりに

先ほども書きましたが、
コロナ禍の影響で

去年・今年と
施餓鬼会で近隣の坊さんが
出仕しあうことは
ありませんでした。


ですから、萌黄の衣も大師衣も
この2年間、年に一度
ウチでの行事の時しか
着していません😥


来年は、以前のように、
近隣のお坊さんと共に
揃いの「大師衣」を着して、

賑々しく
施餓鬼会が勤められるように
願っています。



それでは今日はこのへんで、

明日が皆さんにとって
良き一日となりますように……

(^^)/~~~


合掌


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