浄土宗 浄蓮寺

千葉県鋸南町にある浄土宗のお寺のブログです

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法然上人とゆかりの人々⑲

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南無阿弥陀

みなさんこんにちは(^O^)


今日の鋸南町勝山は
朝からどんより曇り空☁☁☁


昨日までの猛暑は
一息ついてよかったんですが、


雨が一日降ったりやんだりを繰り返し
一時激しく降る時間もあったり、
何ともスッキリしない一日でした💦💦💦


このところ、自分の投稿は
予約投稿を使って何とか維持できましたが
皆さんのブログの訪問とのコメントの返信が
随分滞ってしまいました、


改めてお詫びを申し上げますm(__)m


コメントの返信は、
ようやく書き終えました😊


さて、今日は
法然上人とゆかりの人々」
その⑲をお届けします~🙏

浄土宗 元祖 法然上人


今日ご紹介するのは
甘粕太郎忠綱
(あまかすのたろうただつな)

さまです。

忠綱様は深く法然上人に帰依し、
常々、怠りなく念仏を称えていました。


ある時、比叡山の僧兵が暴徒化し、
それを鎮圧する為、忠綱様は
出陣することになりました。


その時、忠綱様はご自身の命が
危ういと感じたのでしょう、

戦に赴く前、法然上人を訪れ、
このようなご相談をされました。


「私はこれまで戦で、多くの命を奪ってきました、
 そんな、罪深い私のような者でも、
 ナムアミダブツと称えれば、
 必ず極楽にお救いいただけるということは、
 心得てはおりますが、

 それは病の床に伏して、心静かに
 最期を迎える方に限ってのことでしょう。


 戦いの場にあっては、
 とても心静かに最期を迎えられません


 一体どうしたらいいでしょうか?」


 この忠綱様のお尋ねにたいして 
 法然上人はお答えになりました


阿弥陀さまは、人を選ばず、
 只、ナムアミダブツと称えれば
 必ず極楽にお救い下さるのです。


 何時、どこで、どのような最期を迎えても
 一向にかかわりはありあません。


 たとえ戦で討ち死にしても
 ナムアミダブツと称えていれば
 阿弥陀さまは間違いなく極楽にお救い下さる、

 
 そのことを決して忘れてはなりません」


この法然上人のお言葉によって、
忠綱様は悩みを晴らし、


法然上人から授かったお袈裟を
鎧の下にかけて僧兵鎮圧に赴きました。


忠綱様は必死に戦いますが、
戦のさなか、太刀を折られ、
深い傷を負ってしまいます。


「もはやこれまで……」と思った時、


忠綱様は刀を捨て、合掌して、
大きな声で「ナムアミダブツ……」と称え
敵に身を任せて、討ち死にされました。


その時、紫の雲が戦場を覆い、
不思議な香りが漂った、
ということです。


ちょうどその時、
比叡山に紫の雲がたなびくのを
見た人が、そのことを法然上人に
伝えると、


「あぁ、忠綱が
 阿弥陀様のお迎えをいただいたか……」


と仰られた、ということです。


忠綱様が武士の面目を保ちつつ、
かねてより願っていた
極楽往生を遂げられたのも、


ひとえに法然上人の
お導きによるものでした。




今を生きる私たちも、


何時何処でどのように最期を迎えるか?


それは、誰もわかりません。


だからこそ、常日頃からから
阿弥陀さまのお救いを信じて
日々にお念仏をお称えしましょう。


それでは今日はこのへんで


明日が皆さんにとって
よき一日となりますように


(^^)/~~~


合掌


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