南無阿弥陀佛
みなさんこんにちは(^O^)
今日の鋸南町勝山は、
朝から、チョー寒かったーーー！！⛄⛄⛄
目が覚めた瞬間「今日は寒いな……」と思う程、
いや、もしかしたら目が覚める前に
髪の毛のないあたまが、
寒さに反応て目が覚めちゃったのかもしれません💦
日中も厚い雲に覆われたまま気温は上がらず。
唯一の救いは風がなかったことで、
とても寒さの厳しい冬の一日でした😱
さて、今日は
「法然上人往生までのお姿」その②をお届けします。
前回は建暦2（1212）年1月3日の法然上人についてご紹介しました。
「念仏の声するところこそが、我が遺跡である」
と示され、お弟子や後の世の私たちに
「益々念佛に励め」とお諭し下さいました。
今日はその続きです。お伝記に伝えられる
1月11日の法然上人のお姿をご紹介します。
が、その前にお断りを……💦
今日のお話しは、宗教的な内容になりますので、
「ん？」と思う方や「受け付けられないなぁ～」と思う方は、
どうぞ、スルーして下さい🙇♂️🙇♂️🙇♂️
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1月3日の後も、法然上人は身を横たえながらも
常に「ナムアミダブツ……」小さな声で称えながら過ごしていました。
ところが、1月11日の朝、
突如床の上に身を起こし、大きな声で「ナムアミダブツ……」と称えました。
そして、側にいた弟子たちに
「一緒に念仏を称えるがよい、
今、阿弥陀さまがそこにお迎えに来て下さっている。
そなたたちにも見えるか？」
と問われました。その声、お姿は、
お元気だった時と変わらぬ力強いものでした。
しかし、お弟子さまたちには、
阿弥陀さまのお姿など、どこにも見えません。
弟子たちは恐る恐る、
「法然さま、私たちには阿弥陀さまのお姿は見えません」
と申し上げると、法然上人は一言、
「いよいよ念仏すべし（益々お念仏に励みなさい）」と
お勧めになりました。
その2時間後、お弟子さまたちも
いよいよ法然上人の最期の時が近いと思ったのでしょう。
法然上人の枕辺に、
身の丈1ｍ程の阿弥陀さまのお像を安置して
「この阿弥陀さまを拝まれますか？」と尋ねました。
すると法然上人は空中を指さし、
「そなたたちが安置してくれた阿弥陀さまとは
別の阿弥陀さまがそこにいらっしゃるではないか
そなたたちには見えないのか？」
と仰られました。
弟子達は、法然上人が指さす先を見まわしましたが、
やはり何も見えません。
法然上人は静かに語られました。
「およそこの10年、念仏の功徳が積もり
常々極楽の様子や阿弥陀様のお姿を目の当たりに拝んできた。
これまで胸の内に秘めて、誰にも語らなかったが
残りの命も僅かとなった今、申し伝えておこう」
又、弟子が枕辺に安置した阿弥陀様の手に五色の糸を結び
もう片方の糸の端を法然上人に「これをお取りください」とお勧めしました。
（「臨終行儀」といって当時、貴族や僧侶の間で広く行われていました）
すると法然上人は
「そのようなことは私には必要ない」と
遂に糸を手に取ることはありませんでした。
以上が、お伝記に伝えられる
1月11日、お亡くなりになる2週間前の
法然上人のお姿です。
法然上人は、ご自身の命が残りわずかとなった時に至って
お念仏の功徳によって、10年も前から
阿弥陀さまや極楽の様子を目の当たりにしていたことを
弟子たちに伝え、その上で、ご自身の宗教体験をもとに
「阿弥陀さまは確かにおられる、極楽も間違いなくある、
ナムアミダブツ…と称えれば、
阿弥陀様は最期、必ずお迎えに来て極楽へお救い下さる。
間違いない。大丈夫だから、これからも安心して念仏に励めよ……」
と弟子たちに説き勧めて下さっているのです。
お読みいただいている皆さん中には、
「そんなの信じられない……」
と思う方も多いと思います。それも当然だと思います。
しかし、私は、この法然上人のお姿を、素直に尊く受止めさせていただいています。
そして、お伝記のこの場面を読むたびに
「いよいよ念仏すべし」との法然上人のお言葉を励みに
日々精進させていただこうと、決意を新たにさせていただいています。
それでは今日はこのへんで、
明日が皆さんにとって良き一日となりますように
(^^)/~~~
合掌
