浄土宗 浄蓮寺

千葉県鋸南町にある浄土宗のお寺のブログです

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法然上人 往生までのお姿③

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南無阿弥陀

みなさんこんにちは(^O^)

今日の鋸南町勝山は、
朝からスッキリと晴れ渡り、
気持ちいい冬晴れの一日となりました😄

が……、
メチャクチャ寒かったーーー⛄⛄⛄

温暖な南房総ではありますが、外に出ると、
「パキーン」
という音が聞こえてくるような寒さの一日でした。


さて今日は、
法然上人ご往生までのお姿」その③
をお届けします。

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浄土宗 元祖 法然上人


前回の②では、
伝記につたられる
建暦2年1月11日の法然上人について
書かせていただきました。


gunjima-taii.hatenablog.com

gunjima-taii.hatenablog.com



今日は、お伝記に伝えられる
1月20日法然上人について
ご紹介させていただきます。

あらかじめお断りを申し上げますが、
前回の②と同様、
宗教的な内容になりますので、
「ん?」と思う方や、
「受け付けないなぁ~」方は
どうぞスルーして下さい。

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1月20日午前10時頃
法然上人の草庵のうえに
突如、紫の雲がたなびき
その中に、丸い形の雲がありました。
その丸い雲は五色に輝き
まるで、仏さまの後光のようでありました。

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道行く多くの人たちは、
あちこちで紫の雲と五色の丸い雲を拝み
みな、不思議の思いをなしました。

お弟子さまが法然上人にお尋ねになりました。

「お師匠さま、
 この庵のうえに紫の雲がかかっています。
 いよいよお師匠さまのご往生の時が
 迫ってきたのでしょうか?」

すると、法然上人は静かにお答えになりました。
「それは尊いことだ、
 私がこの度極楽へ往生を遂げる(=お救いいただく)ということは、
 一切衆生(=全ての者)の為なのだ。
 ナムアミダブツと称えれば、阿弥陀さまが必ず迎え来たり、
 極楽へお救い下さるということを、
 多くの人たちが信じてくれるように
 そのような瑞相(=不思議な現象)が 現れたのだろう」。

又、同じ日の午後2時頃のこと。

法然上人は虚空を仰ぎ見て、
しばらく瞬きもされないことが
5、6回ありました。

そばに付き添っていたお弟子さまが
不思議に思って、
阿弥陀さまが
 お迎えに来ておられるのですか?」

と尋ねると法然上人は、
「然なり(=そうだ)」
とお答えになりました。

ーーーーーーーーーーーーーー

以上がお伝記に伝えられる、
息を引き取る5日前、
1月20日法然上人のお姿です。


ちなみに、
最後に阿弥陀さまのお迎えをいただけるのは、
けっして、
法然上人に限った、
特別なことではありません。

法然上人も
「一切衆生(全ての者)の為」と仰せの通り

阿弥陀さまのお救いを信じて
「ナムアミダブツ」と称えるお方であれば
誰もが最後にはお迎えを給わり極楽へお救いいただけるのです。


私も、法然上人には足元にも及びませんが、

法然上人のお姿とお言葉を信じて、
いつか、最期を迎える時には、
阿弥陀さまのお迎えを
尊く拝ませていただくことを願って

これからも益々、
お念仏に励んでまいりたいと思います🙏

それでは今日はこのへんで、

明日が皆さんにとって良き一日となりますように
(^^)/~~~

合掌