浄土宗 浄蓮寺

千葉県鋸南町にある浄土宗のお寺のブログです

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私の好きな本⑲

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南無阿弥陀

みなさんこんにちは(^O^)

今日の鋸南町勝山は、
おおむね晴れ🌞🌞🌞

午後から、
時折雲がかかることは
あったものの、
☁☁☁
長い時間曇ることはなく

大変おだやかな
冬晴れの一日でした
😄😄😄



さて今日は
「私の好きな本」その⑲
をお届けします~
👏👏👏


今日ご紹介するのは
重松清さんの
『きみの友だち』です~

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『きみの友だち』(重松清


どんなお話か、
ご紹介する前に……

ブロ友(だと私は思っている)
さじさんが、
「推し」のお題で重松清さんを
ご紹介下さっています。


実は私も一瞬、「推し」のお題を
重松清さんで書こうかなぁ……」
と思いましたが、

いざ書くとなると
どう書いていいものやらと
悩んでしまい、

結局スルーしちゃいました😅


そんなわけで、

さじさんが
重松清さんを
「推し」てくれたことに感謝し

感動をもって
読ませていただきました!!


この場をお借りして
御礼を申し上げます
🙇‍♂️🙇‍♂️🙇‍♂️


さて、今日ご紹介する
『きみの友だち』
(さじさん、
 一番最初に読んだ本で
 スイマセン💦💦💦)


恵美ちゃんは、
小学校4年生のある日
交通事故にあって
松葉杖をつかなければ
歩けなくなってしまいます
😱😱😱


同時に、

ちょっぴりひねくれた、
「独特な雰囲気」の女の子に……。


そんな恵美ちゃんの
「お友だち」と、

それから、

恵美ちゃんの弟「ブン」と
その「お友達」。


9人の物語が
恵美ちゃんの成長と共に
描かれていきます。


そして、


小学4年生だった恵美ちゃんは
大人になり、


感動のフィナーレへ
✨✨✨



この本の中で
恵美ちゃんと共に
中心的な存在である
「由香ちゃん」は、

小さい頃から病気を患い、
学校に通えない時期があって、

何をするにも、
他の人と同じペースでは
できません。


そんな由香ちゃんと、
松葉杖の恵美ちゃんは、

いつしか、
「いつも一緒にいる」
ようになります。


恵美ちゃんは、
ずっと由香ちゃんと
「友だち」だった理由について

クライマックスで、
こんなふうに語ります。


「結局ね、
 気が合うとか合わないじゃなくて、
 松葉杖の私と、
 ぐずな由香は
 歩く速さが同じだった、
 ってことだと思うの

 ーそれだけ」


この言葉は、単に
「歩く速さが同じ」
ということに限らず、

「人生を歩む速さ」
にも通じているんだと思います。


他にも、

恵美ちゃんの
「友だちとは……?」
という言葉が
胸に刺さります。

「私は、一緒にいなくても
 寂しくない相手のこと、
 友だちって思うけど」

「私は『みんな』って嫌いだから
『みんな』が『みんな』でいるうちは
 友だちじゃない、絶対に」


「友だちって、何?」


改めて考えさせられた
一冊でした。


もし、気が向いたら
手に取ってみて下さい。






それでは今日はこのへんで、


明日が皆さんにとって
良き一日となりますように……

(^^)/~~~

合掌
 

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