南無阿弥陀佛
みなさんこんにちは(^O^)
今日の鋸南町勝山は、
朝から厚い雲におおわれ☁☁☁
おまけに、朝からものすごい強い風が
吹き荒れて、大荒れの一日になりました😱
近畿と東海地方は
昨日梅雨入りしましたね
☂☂☂
統計史上、2番目の早さとか。
我が関東地方も時間の問題ですね~
ジメジメとした鬱陶しい日が
しばらく続くようですが、
お互い、心身ともに
健やかに過ごせるように、
心がけてまいりましょう😊
さて、梅雨入りの報せが
届くということは、
「衣替え」シーズンの
到来でもあります。
ブロ友のhohoanさんが、いつも
ステキな着物コーディネートを
ご紹介下さっているのにあやかり、
私も衣替えを前に、冬衣の
「衣・袈裟コーデ」
をご紹介したいと思います😃
👏👏👏
「衣」と「お袈裟」
お坊さんというと
こういう姿をイメージする方が
多いんじゃないでしょうか?
こういう姿を、よく
「袈裟姿」とか
「袈裟を着る」と言われますが、
羽織っている黒いのを
「衣(ころも)」
首からかけているのを
「袈裟(けさ)」
といいます。
「道衣(改良服)」
この衣は「道衣(どうえ)」
又は「改良服
(かいりょうふく)」
と呼ばれるものです。
いわゆる「道行き」で、
機能性を重視して、正式な衣より、
かなり簡素化されています。
小五条(威儀細)
掛けているお袈裟は、
「小五条(こごじょう)」
或いは
「威儀細(いぎぼそ)」と
呼ばれるものです。
よく見ると、縦に、
五つのすじ(つなぎ目)があります。
「五つのすじ(=五条)」
がある「小さいお袈裟」
だから「小五条」というわけです😊
又、首にかかっている
「ひも」の部分を「威儀」といい、
「威儀の細い」お袈裟だから
「威儀細」というわけです。
(どちらも意外と
単純なネーミングですね😅)
お袈裟の由来
その①
お袈裟は皆、小さい布を
縫い合わせたように作られています。
これは、昔、
お釈迦さまやお弟子様たちが、
道端に捨てられたハギレを縫い合わせ
一枚の大きな布にして
身にまとっていたことに
由来しています。
人には皆、
「思い上がりの心」
があります。この心は
「信仰の最大の妨げ」です。
この「思い上がりの心」を抑える為、
あえて粗末な布を縫い合わせた
お袈裟を身にまとっていたのです。
その精神を受け継ぎ、
小さな布を縫い合わせた柄に
なっています。
ちなみに、時代が下ると共に、
儀式に使うお袈裟は
増上寺の「御忌大会」の写真のような
金襴の生地を使うようになりました💦
その②
又、お袈裟のことを
「福田衣(ふくでんね)」
とも言います。
小さな布を縫い合わせた柄が
「田んぼ」に見えることに
由来します。
田んぼに稲が実るように
お袈裟をかけて修行に励み
「信仰の実り」
をいただくように、との
願いが込められています。
輪袈裟(伝道袈裟)
このお袈裟は、
「輪袈裟(わげさ)」或いは
「伝道(でんどう)袈裟」と
呼ばれるもので、「小五条」を
更に簡略化したものです。
衣の上にかけるだけではなく、
洋服の上からかけることもあります。
お坊さんに限らず、
お寺によっては行事の時に
檀家の皆さんがお揃いの輪袈裟を
かけているところもあります🙏
おわりに
いかがでしたか?😃
今回は一番「ライト」な
「衣・袈裟コーデ」をご紹介しました。
衣替えになる前(5月中)に
もう一度、別のコーデを
ご紹介したいな~と
思っています。
どうぞお楽しみに
あっ、写真撮影は妻でした。
ご協力、有難うございました。
🙇♂️🙇♂️🙇♂️
それでは今日はこのへんで
明日が皆さんにとって
良き一日となりますように
(^^)/~~~
合掌