浄土宗 浄蓮寺

千葉県鋸南町にある浄土宗のお寺のブログです

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3月14日は浄土宗高祖 善導大師のご命日です

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南無阿弥陀

みなさんこんにちは(^O^)
今日の鋸南町勝山は、

早朝は、
ちょっと曇りがちでしたが
すぐに
スカッと晴れました🌞

気温も上がり
春本番を思わせるような
一日でした。

東京では、昨日
桜の開花が
宣言されました🌸

🙌🙌🙌


そろそろ、
佐久間ダムの桜の様子を
見に行かなきゃな~と思いつつ

お彼岸前ということもあり
何かとせわしなく
行けないままになっています💦

もうしばらく
お待ちください🙇‍♂️🙇‍♂️🙇‍♂️

さて、
昨日3月14日は
浄土宗で高祖と仰ぐ、
「善導大師
(ぜんどうだいし)様」の
ご命日でした。

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浄蓮寺 高祖善導大師 尊像

善導大師は
中国 唐時代のお坊様です

善導大師は、
613年のお生まれ。
そして、681年の3月14日、
そのご生涯を閉じられました。

法然上人が浄土宗を開くにあたり
中国・日本、それぞれに
沢山のお坊様がいらっしゃった中で
「偏(ひとえ)に
善導一師に依る」
とされて、

もっぱら拠りどころとされた
お坊様です🙏

又、善導大師は

阿弥陀佛の化身」、
つまり、

阿弥陀様が
人間の姿を借りて
この世にお出まし下さった
お方である、

尊ばれたお方でもあります。

写真をご覧になると、
腰から下が金色であるのが
お判りいただけるでしょうか?

これはまさに、
阿弥陀様の化身」である
ということを表しています。

ちなみに
9年後の2030年、
善導大師様の
1350年遠忌
を迎えます。


昨日のご命日にちなみ
今日は、善導大師のお言葉を
一つ紹介します。

人の生ける時、
精進ならざれば
例えば樹の根、無きが如し
花を採りて、日中に置けば
能(よ)く幾く時か
鮮やかなることを得ん。

人の命も
亦(また)、是(かく)の如し。無常、須臾(しゅゆ)の間なり。

諸(もろもろ)の
行道の衆を勧む。
勤めて修して乃(すなわ)ち真に至れ

どういう意味か、
ごく簡単に書きますと、


「生きている間に勤め励まなかったら
まるで根のない樹のようなもの。

花を折って
日の当たるところに置いておいたら
すぐに枯れてしまい、

鮮やかな花の色を
保つことはできないのと
同じことです。

人の命も同じようなもの。
この世は「無常」の世界。

人生は一瞬(=須臾)のうちに
過ぎ去ってしまいます

だからこそ、
怠りなく修行に励んで
真実・悟りの世界を目指しなさい」


ということです。


この世は
「無常」の世界であるからこそ
怠りなく勤め励みなさい、という
善導大師のメッセージです。


大変厳しいお言葉ですが💦

私たちの生きる指針を
的確に示して下さっているように
思えてなりません。

皆さんのお心に
ちょっと、とどめておいていただければ
うれしく思います😄


それでは今日はこのへんで

明日が皆さんにとって良き一日となりますように

(^^)/~~~

合掌