浄土宗 浄蓮寺

千葉県鋸南町にある浄土宗のお寺のブログです

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「六道輪廻」③六道って、どんな世界なの?

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南無阿弥陀

みなさんこんにちは(^O^)
今日の鋸南町勝山は、

朝から曇り空☁☁☁

雨が降ることもなく、

昨日の予報では
「暑さが戻る」とのことでしたが、
思ったほど暑くもならず😅

大変過ごしやすい一日でした。

そんな中、
小中学校の同級生2人が浄蓮寺にお越し下さり、
阿弥陀様の目の前に座り
40分ほど、心静かに瞑想を体験されました。

静寂の時間を過ごし、
「少しこころがスッキリした」とのこと。

又のご来寺を楽しみにお待ちしています😃


さて、今日は昨日の続き
「六道輪廻」その③をお届けします。
昨日は、「生まれ変わる先は何によって決まるか?」
ということについて書きました。

「善い行いをすれば、良い世界にうまれ
 悪いことをすれば、恐ろしい世界に堕ちる」
この「因果の道理」という大原則に従って、
六道を輪廻しているのです。

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「六道輪廻」の図 実際、説教(法話)で使っているものです


では、私たちが身を置いている「六道」とは、
一体どのような世界なのでしょうか?

一言で言うと
「苦しみの世界」なんです。

「地獄・餓鬼・畜生・修羅」
この四つの世界は、苦しみしかない世界です。
常に苦しみに追い立てられ、気の休まる暇もありません。
「人間界」はどうでしょうか?
生きていれば、嬉しいことや幸せなこともありますが、
逆に、辛いこと悲しいこと苦しいことも沢山あります。
まさに、悲喜交々(ひきこもごも)です。
(「人間界の苦しみ」については別の機会に書こうと思います)
「天上界」は?というと、
他の5つの世界に比べたら、
素晴らしい世界に違いありませんが、
「死の苦しみ」だけは逃れられません。
しかも「天上界」での「死の苦しみ」は、
他の5つの世界以上であるともいわれます。

如何でしょう?

たとえ人間としての一生を終えたとしても、六道を輪廻している限り、
悩み苦しみから完全に逃れることはできないのです。


だからこそ、佛教では
「六道輪廻」という「苦しみの世界」から
抜け出すことを目指すのです!!

(これを佛教の言葉で「解脱(げだつ)」といいます)


では、尽きることのない苦しみの連鎖を断ち切って、
六道輪廻を抜け出すには、どうしたらいいか?

そのことについては、
又の機会に書きたいと思います。


それでは今日はこのへんで

明日が皆さんにとって良き一日でありますように
(^^)/~~~

合掌