浄土宗 浄蓮寺

千葉県鋸南町にある浄土宗のお寺のブログです

※ 当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

㊗上棟式 厳修 その②

当ブログではアフィリエイト広告を利用しています

南無阿弥陀

みなさんこんにちは(^O^)

今日の鋸南町勝山は

朝からどんより曇り空☁☁☁


午後からはお陽さまが
顔を出してくれましたが


冷たい北風が強く吹いて
気温も上がらず、
とても寒い一日でした💦💦💦



さて、今日は前回の続き、
上棟式厳修 
その②をお届けします。


前回は「仏式法要の様子」
をご紹介しました🙏

gunjima-taii.hatenablog.com


仏式法要に続いて
「匠長儀礼
いわゆる大工さんによる
上棟の儀式を勤めました

先ず降神の儀」

棟梁が二礼二拍手一礼をして
神様をお迎えします。

続いて
祝詞(のりと)」の読み上げ。



引続き「曳綱の儀」

「棟木を引き上げる」
という儀式です。


実際は、
棟木は既に上がっているので
その作法を儀式として行います。


先ず、棟木に結ばれた
紅白の綱を、
檀家はじめご参集の皆さまと
持ちます。


外は雨なので☔☔☔
その場に立って、
綱を持っていただきました



棟梁が
「エイ、エイ、エーイ!!」
と掛け声をかけ、

続けて綱を持った人たちが
「エイ、エイ、エーイ!!」
と掛け声をかけて
綱を引くマネをします。

これを3度繰り返します

こうして、
「みんなで力を合わせて
 棟木を上げる」

ということを象徴的に行う、
ということです(*^^*)


続いて「槌打の儀」


大工さん二人が
棟梁から槌を受け取り
屋根の上に昇ります。

棟梁が「振り幣」を振りながら
「千歳楽(せんざいとう)!!」
と掛け声をかけ、
「振り幣」の”おしり”で
地面に置いた「木」を
「ドン!!」と打ち鳴らします。

その音を合図に、
屋根の上に昇っている
2人の大工さんが、

槌で棟木をを3度、叩きます。

続けて、棟梁が
「万歳楽(まんざいとう)」
「永遠楽(えいえんとう)」

と掛け声をかけて
地面を「ドン!!」と打ち鳴らし


その音を合図に
屋根の上の大工さんが
棟木をそれぞれ3度叩きます。



私たちは室内で
棟梁が幣を振るのを見守り

屋根の上の棟木を打つのは
室内で「ドン!!」という
槌の音だけを聞きました。


この「槌打の儀」は
引き上げられた棟木を
槌で打って固定して、

「建物とお寺が
千年、万年、永遠に
存続し栄えますように」
と祈る


という意味があるそうです。


続けて「昇神の儀」


迎えた神様にお戻りいただく為、
棟梁が拍手と礼をして、
大工さんの儀式は終了です


本来なら続けて「散餅散銭の儀」
いわゆる「餅撒き」をするんですが、


浄蓮寺ではもともと
餅撒きはしないで、

檀家の皆さまにお餅を配る、
ということになっていました。


もし、餅撒きをすることにしていたら
この雨の中、どうなってたんだろう……、


と、ホッと胸をなでおろしました(*^^*)


皆さまにお配りしたのがこちら



のし紙がかかったタッパの中に
紅白のお餅が入っています。


参列できなかった
地元檀家の皆さまにも
各戸にお餅をお配りしました。


こうして多くの檀家の皆さまに
お集まりいただき、無事に
上棟式」が勤められたのも

施工業者「株式会社カナメ」の
現場監督 野口さん
棟梁の藤原さん
はじめ、多くの皆さんの
ご協力のおかげです。


改めて深く感謝御礼申し上げます
m(__)m



工事はこれからも続きます。

これまで同様、
進捗状況をご報告してまいりますので
どうぞ、お見守り下さいませm(__)m


それでは今日はこのへんで、


明日が皆さんにとって
よき一日となりますように……


(^^)/~~~


合掌


ぐんちゃん和尚の「おはなし聞きます(^O^)」

辛かったこと、悲しかったこと、今悩んでいること、うれしかったこと……
何でもおはなしお聞きします(^O^)
基本的にお話をお聞きするだけで、
こちらからの積極的なアドバイス等はいたしません。
先ずは、サイドバーの「お問い合わせフォーム」から
お申し込みください。
「お名前」は実名でなくてもOKです!!
ご希望の日時と方法(例:ご来寺、お電話etc.)を
調整させていただきます😀
秘密は厳守します。