浄土宗 浄蓮寺

千葉県鋸南町にある浄土宗のお寺のブログです

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私の好きな本⑩

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南無阿弥陀

みなさんこんにちは(^O^)
今日の鋸南町勝山は、
朝、目が覚めたら外から雨音が

ん?でも、なんだかいつもと音が違うな……?
と思って外を見ると、
なんと、雪(というか〝あられ”)が降っていました

朝のお勤めを終えた頃には、
車のうえはうっすら白くなり、
庭にも所どころ雪が残っていました。

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7時半ころ、次男をバス停まで送っていった頃には
道路の両側に広がる畑が真っ白になっていました。
(残念ながら写真はありません🙇‍♂️🙇‍♂️🙇‍♂️)

豪雪でご苦労されている方には申し訳ないのですが💦💦💦
温暖な当地で雪が降ることは珍しく、
まして、雪が残って白くなることは、めったにありません

その後も午前中、何度かあられがパラパラ降りましたが、
午後からは回復し、時折青空がのぞくこともありました。

しかし、
さすがに今日は一日寒かった!!😱😱😱


さて、今日は久しぶりに
「私の好きな本」シリーズ その⑩
をお届けします👏👏👏

今日ご紹介するのは、久しぶりに重松清さんの本、
『希望の地図 3.11から始まる物語』です。


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サブタイトルからお察しいただけると思いますが、
東日本大震災の復興を題材にした本です。

不登校になっている中学1年生の光司くんと
フリーライター田村章
被災地や震災復興に携わっている人を尋ねていく、という
ルポルタージュと(たぶん)フィクションが入り混じりながら
物語が展開していきます。

その中に我が母校である大正大学の活動も出てきます。

被災して絶望するしかないような状況の中で
「希望」を見出して
前に進もうと奮闘する方たちの姿

どれも胸に迫る者がありました。

そして、被災地の旅を続ける中で
光司くんが少しづつ代わっていく様子も
心が温かくなるものを感じました。


全編を通じて大変心に残る一冊ですが、
その中の一言をご紹介します

(夢と希望の違いは)
「夢は無意識のうちに持つものだけど、
 希望は、厳しい状況の中で、
 苦しみながら持つものなんですよ」
東京大学社会科学研究所 玄田有史教授の言葉)


昨日、二度目の緊急事態宣言が出されました。

感染者数だけを見ると、
今回は、前回よりも長引くんじゃないか……と思います

「この先どうなっちゃうんだろう?」って考えたら
私自身、正直とても不安です。
私以上に、追い詰められて苦しんでいる方も
たくさんいらっしゃると思います。


そんな、非常に厳しい状況の中にも、
共に「希望」を見出して、
励まし合いながら、乗り越えていきたいと思います。

それでは今日はこのへんで

明日が皆さんにとって良き一日となりますように
(^^)/~~~

合掌