南無阿弥陀佛
みなさんこんにちは(^O^)
今日は
「ある日のお釈迦さま」
その㉜をお届けします🙏
今日も『法句経』の中から
お釈迦様のお言葉をご紹介します
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十九
意味深き経文(みおしえ)を
いくそたび口に誦すとも
身にもしこれを行わず
心、放逸(おこたり)にふけらば
沙門(ひじり)とよばん
そのあたえはあらず
まこと、むなしく
他人(ひと)の牛をかぞうる
かの牧牛者にたとうべし
二十
経文(みおしえ)を口にそらんずる
まことに小分(わずか)なりとも
身に行うこと法にかない
貪(むさぼり)と怒(いかり)と
痴(おろかさ)とをすて
智慧は正しく
心よくほどけき
この世にも著せず
かの世にも執せざるもの
彼こそ沙門(ひじり)の列(みち)に入らん
試訳
十九
意味深い経文を何度も唱えても
その教えを実際に行わず
怠りにふけっていたら、
そういう人は”ひじり”とは呼べない
あたかも、牛飼いが人の牛を
数えているようなものである
二十
意味深い経文を
ほんの少ししか読まなくても
教えにかなった行いをして
貪りと怒りとおろかさを捨て
正しい智慧を身につけ
心は解放され、
この世にも来世にも執われない
そのような者は”ひじり”の列に
入ることができる
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今日ご紹介した言葉は
教えを実践する大切さを
表しています
どんなに経文を繰り返し称えても
教えを実践しなければ
人の牛を数えるようなもの
たとえ、わずかな経文しか読まずとも
教えを実践し、
貪りと怒りとおろかさを捨て、
現世にも来世にも執れない人こそが
”ひじり”の列に入れる、と
お釈迦さまは説かれています
実際に教えを実践して
貪瞋痴の煩悩を捨てることは
私たちには到底できませんが💦
”ひじりの列”には入れなくても
少しでも教えを意識して、
煩悩を抑えるように心がけ、
より良い人生を送りたいですね
(*^^*)
それでは今日はこのへんで
明日が皆さんにとって
よき一日となりますように……
(^^)/~~~
合掌
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