浄土宗 浄蓮寺

千葉県鋸南町にある浄土宗のお寺のブログです

※ 当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

法然上人とゆかりの人々㉖

当ブログではアフィリエイト広告を利用しています

南無阿弥陀

みなさんこんにちは(^O^)


今日は
法然上人とゆかりの人々」
その㉖をお届けします🙏

浄土宗 元祖 法然上人


今日ご紹介するのは
「禅勝房さま」です

禅勝房さまは
元は遠江国蓮華寺
(現在の静岡県森町)
のお坊さまで


はじめ天台宗を中心に仏教を学び
ご修行をされていました


しかし、自身を深く見つめ
とても自らの力で
覚りに至ることはできない、

との思いに至り、


蓮生房(熊谷直実)の導きにより
法然上人と運命の出会いをはたします


以来、法然上人のお側に仕え
直々にお念仏の教えを
お受けになりました


教えを求める心が大変強く、


不審に思ったことを
法然上人に率直にお尋ねになり

法然上人も、懇切丁寧に
お答え下さっています


結果、禅勝房さまの信心は
ますます深まり、

法然上人のお弟子様が
たくさんいらっしゃる中、

特に
「信心堅固の弟子」
と、今尚たたえられています


やがて、法然上人の下を辞して
故郷遠江に帰る時、


法然上人は「京土産」として
「聖道門の修行は
 智慧を究めて生死を離れ
 浄土門の修行は
 愚痴に還りて極楽に生まる、
 と心得べし」

というお言葉をお授けになりました


簡単に言うと


お念仏以外の教え(=聖道門)は
修行を積んで覚りを得て
生まれ死にを繰り返す
迷いの世界を離れるけれども

お念仏の教え(=浄土門)は
”覚れない私”であると見極めて
(=愚痴に還りて)
偏に阿弥陀さまの救いに
我が身を打ち任せて、
「ナムアミダブツ」と称えて
極楽に救われ生まれる、と
お心得なさい、


ということです


法然上人の説かれた
お念仏の教えの特徴を
端的に表しているお言葉です


今の世を生きる私たちも
修行を究め覚りを得ることなど
到底叶わぬお互いです


「愚痴に還りて」
という法然上人のお諭しに従って


共々に阿弥陀さまのお救いに
この身を打ち任せて


この生涯を限りに
極楽にお救いいただくことを願って
お念仏に励んでまいりましょう🙏


それでは今日はこのへんで


明日が皆さんにとって
よき一日となりますように……


(^^)/~~~


合掌





ぐんちゃん和尚の「おはなし聞きます(^O^)」

辛かったこと、悲しかったこと、今悩んでいること、うれしかったこと……
何でもおはなしお聞きします(^O^)
基本的にお話をお聞きするだけで、
こちらからの積極的なアドバイス等はいたしません。
先ずは、サイドバーの「お問い合わせフォーム」から
お申し込みください。
「お名前」は実名でなくてもOKです!!
ご希望の日時と方法(例:ご来寺、お電話etc.)を
調整させていただきます😀
秘密は厳守します。