浄土宗 浄蓮寺

千葉県鋸南町にある浄土宗のお寺のブログです

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小林一茶 句碑のご紹介😊

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南無阿弥陀


みなさんこんにちは(^O^)


今日は淨蓮寺にある
小林一茶の句碑をご紹介!!




この句碑は、ブログを始めて
まだ間もない頃に
一度紹介しましたが



それ以来、
だいぶ日が経ちましたので
改めてご紹介します(*^^*)




この句碑は平成28年11月
淨蓮寺開創400年を記念して
建てられたものです


揮毫は、私の書道の師匠です



小林一茶と淨蓮寺のご縁は


一茶はたびたび南房総
足を運んでいるようですが


その時に淨蓮寺に
宿泊していたようです



文化3年(1,806年)5月19日
房総捕鯨の祖であり、俳句をたしなんでいた
醍醐家4代目醍醐新兵衛定信の招きによって
勝山を来訪し浄蓮寺に宿泊しています



その際、5首の句を詠んでいて、
その中の一つがこの句碑に刻まれている
「小盥(こだらい)も 蓮も一つ 夕べかな」
です


「小盥」は小さなたらい、
「蓮」は極楽の蓮の台(うてな)
でしょう


夕方、暗くなりお月さまが出て、
小さな盥の水に月が映っている。
(「月」は阿弥陀さまを、
 盥の「水」は、この世と私たちを表しています)


水は登らず、月は降らずとも
水のある所に、月は姿を映します

ネットから拝借しました🙏


それと同じように、
極楽とこの世を生きる私達は
所は遠く隔てていますが


ナムアミダブツとお称えすれば


阿弥陀さまのお救いを賜り
必ず極楽に生まれ変わらせて
いただける、ということを
表しています



淨蓮寺に泊まった一茶が
お念仏の教えの肝要を
極楽の蓮の華に託して詠んだ


「淨蓮寺」にふさわしい
一句であると思います


ご縁がありましたら
淨蓮寺にご参詣いただき


一茶に思いを寄せて
一句読んでみては
いかがでしょうか?
(^^♪


それでは今日はこのへんで


明日が皆さんにとって
よき一日となりますように……


(^^)/~~~


合掌