南無阿弥陀佛
みなさんこんにちは(^O^)
今日はお彼岸のお中日でした🙏
春のお彼岸のお中日は
同時に「春分の日」でもあります
「自然をたたえ
生物をいつくしむ日」
とされています
まさに「いのちの尊さ」を
再確認する日、でもあります😊
例年、3月21日がお中日ですが
今年は閏年なので一日ずれました
せっかくのお彼岸のお中日なのに
今日は朝から強風が吹き荒れΣ( ̄□ ̄|||)
お墓参りのお線香は
ご遠慮いただきました😢😢😢
ところで、
「ひがん」は「彼の岸」と書きます。
「迷い苦しみの世界」である
「此の岸(此岸)」を離れ、
「苦しみなき悟りの世界」である
「彼の岸(彼岸)」に到ることを願い
「仏道修行をする」のが
「お彼岸」の本来の意義です🙏
私たちの目指す「彼岸」とは
阿弥陀さまが建てられた
「極楽浄土」という世界です
人間としての命を終えた後
「極楽浄土」という「彼の岸」に
到ることを願って、
普段にもまして心を込めて
「ナムアミダブツ……」と称え、
同時に、先立たれたご先祖様の
ご供養をする、というのが、
浄土宗の「お彼岸の心」なのです
私たちが目指す
「極楽浄土」という世界は
どんな世界なんでしょうか?
『無量寿経』の中に
このように説かれています
~~~~~~~~~~~~
極楽には、様々な功徳を具えた風が
おもむろに、どこからともなく吹き始める
その風は爽やかで寒からず暑からず
肌に心地よく、又、強くも弱くもない
その風が、天空を飾る網や宝玉で出来た
木々を揺らして、佛の教えを数限りなく顕す
妙なる音を響きわたらせる
(中略)
又その風は、木々に咲く
花びらを舞い散らせ
その花びらは
極楽世界一面に敷き詰められる
しかもその花びらは
色の調和をとって
色ごとに並んでいる
肌触りよく艶やかで、
芳しい香りを放っている
その上を
足で踏むと四寸ほど沈み、
足を上げれば元通りになる
花が萎れると
地面に裂けめができて
そこに花びらが吸い込まれ
地面に萎れた花びらが残って
汚してしまうことがない
参考『現代語訳 浄土三部経』
(浄土宗総合研究所 編)
~~~~~~~~~~~~~
如何でしょう?
もうしばらくすると、
桜の花が咲き始め、
やがて満開をむかえます(*^^*)
そして、咲いた桜は風に散り、
地面におちて
「桜の花びらのじゅうたん」
のようになります
風に舞い散る桜の花びらを見た時、
そして「桜の花びらのじゅうたん」の上を
歩いた時には、
「極楽も、こんな感じなのかな……」
と想像してみては
いかがでしょうか?
それでは今日はこのへんで
明日が皆さんにとって
よき一日となりますように……
(^^)/~~~
合掌
辛かったこと、悲しかったこと、今悩んでいること、うれしかったこと……
何でもおはなしお聞きします(^O^)
基本的にお話をお聞きするだけで、
こちらからの積極的なアドバイス等はいたしません。
先ずは、サイドバーの「お問い合わせフォーム」から
お申し込みください。
「お名前」は実名でなくてもOKです!!
ご希望の日時と方法(例:ご来寺、お電話etc.)を
調整させていただきます😀
秘密は厳守します。