施餓鬼会シーズン、はじまります🙏

南無阿弥陀佛

みなさんこんにちは(^O^)

今日の鋸南町勝山は

朝から快晴～🌞🌞🌞

このところ吹き続けていた風も
ようやくおさまって、

久しぶりに清々しい
五月晴れの一日でした(*^^*)

さて、
5月から全国の多くのお寺で
「施餓鬼会」が勤められます。

「施餓鬼会」は浄土宗に限らず、
多くの宗派で
勤められているようです。

「施餓鬼会」は
「施しの法要」です。

お釈迦さまが
お弟子の阿難さまにお授けになった
修法をもとに

餓鬼道に堕ち、飢え苦しむ
無数の餓鬼たちに
食べもの、飲みものを施し、

餓鬼の世界から
救われることを願うのが
「施餓鬼会」の法要です。

餓鬼

又、併せて、
今人間として生きている私たちの
「欲・貪りの心」を見つめ直し、

「オレ俺が、オレが」という
「欲の心」を抑え、

逆に「布施行（施し）」の
実践を勧めることも
「施餓鬼」のこころです。

法然上人は
鎌倉二位の禅尼（＝北条政子さま）
に宛てたお手紙の中で
次のようなお言葉を残しておられます。

浄土宗　元祖　法然上人

～～～～～～～～～～～～～～～～～～～

今生の財宝乏しからん人をば、
力を加えさせ給うべし。
（この世を生きる糧が乏しい方に、
　力を加え、お助け下さい）

もし少しも念仏に
心を掛け候わん人をば
いよいよ御勧め候べし。
（少しでもお念仏に
　関心をお持ちに方には
　ますますお念仏を
　お勧めになって下さい）

これも弥陀如来の
本願の宮使いと
思し召し候べし。
（念仏を称える者を必ず救うという　
　〈阿弥陀様のご本願〉への
　宮仕えとお心得ください）

～～～～～～～～～～～～～～～～

法然上人は、北条政子さまに、

生活に困っている人を
お助けになることも
お念仏を勧めることも

阿弥陀様のご本願への
〈宮仕え〉との思いで
なさって下さい、
と、お諭し下さっているのです。

戦乱や貧困に苦しむ方たちに
募金等をする機会もあると思いますが、

その時は、法然上人の
「阿弥陀如来の本願の宮仕え」
というお言葉を思い出していただき、

「全ての者を救わずにおけぬ」
という、阿弥陀様の大慈悲の御心に
「宮仕え」する思いをもって
していただければと思います。

それでは今日はこのへんで

明日が皆さんにとって
よき一日となりますように……

(^^)/~~~

合掌

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