浄土宗 浄蓮寺

千葉県鋸南町にある浄土宗のお寺のブログです

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法然上人とゆかりの人々⑬

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南無阿弥陀

みなさんこんにちは(^O^)


今日の鋸南町は朝から快晴🌞🌞🌞


ではありましたが、


昨日からの強風がおさまらず

屋根に貼ってあったブルーシートが
又しても全てはがされてしまいました
😱😱😱


大工さんたち、

強風の中、屋根にブルーシートを
かけなおして下さいました。


危険な中、作業をして下さり
ホントに申し訳ないです。


日本海側では
大雪の被害が出ているとのこと、


くれぐれもご無事を
お祈りしております🙏


さて、今日は
法然上人とゆかりの人々」
その⑬をお届けします🙏

浄土宗 元祖 法然上人


今日ご登場いただくのは
「顕真(けんしん)さま」です。



阿弥陀さまのお救いの確信を得て、
比叡山をあとにした法然上人。


阿弥陀さまのお救いを信じて
 ただ、ナムアミダブツと称えるだけで
 誰もが極楽にお救いいただける」


という教えは、次第に広がり始めました。


顕真さまは、

法然上人の説く
お念仏の教えを伝え聞いて、

興味をもち、ある時
法然上人をお尋ねになります。


法然上人から
お念仏の教えを聞いた顕真さまは
お帰りになってから


法然上人は知恵深いお方だが
 お考えが少々偏っているな……」

と周りの人に語りました。


するとこのことが回りまわって、
やがて、法然上人の耳に届きました。


顕真さまの言葉を聞いた法然上人は
「自分の知らぬことには  
 必ず疑い心を起こすものだよ」

と仰せになりました。


するとこの言葉が又、回りまわって
顕真さまの耳に届きました。


法然上人の言葉を伝え聞いた顕真さまは
「言われてみれば、これまで様々な教えを
 学んではきたけれども全て出世の為だった。

 真剣に往生を志していなかったから
 善導さまなどの書物を学ぶことがなかった。

 
 法然上人でなければ
 他に誰が、我が非を指摘してくれただろうか」

と、深く自らを反省しました。


その後、百日の間、大原に籠り、
お念仏の教えに関する書物を
学んだうえで、


文治2年(1186年・法然上人54才)の秋、
法然上人を大原の勝林院に招き、


比叡山の僧侶など大勢のお坊さんも集まり
一昼夜にわたって、議論が交わされました。

大原勝林院
勝林院のご本尊 阿弥陀

その時法然上人は

「仏教の各宗派、
 それぞれ教えは尊いけれども、

 お釈迦さまが入滅されてから
 長い時を隔た時代を生きる者は

 教えに耐えられず、
 覚りに至れないのです。

 
 しかるに、
 善導さまの説かれた
 お念仏の教えだけが

 誰もがこの身このままで
 極楽にお救いいただける
 唯一の教えなのです」

と語られ、


続けてお念仏の教えについて、
道理を究め、言葉を尽くして説かれました。



そして最後に、

「これは私の理解を述べただけで
 皆さまの修行を妨げる意図は
 ございません」 

と仰せになりました。



するとその場に居合わせた者は
法然上人の教えに納得して

法然上人は、阿弥陀さまが
 人間に姿を変えて
 この世に現れた方に違いない」

と讃え、その後三日三晩、
ナムアミダブツと称えながら
阿弥陀さまのお像の周りを巡り歩いた、

ということです。


この「大原問答」をきっかけに
お念仏の教えは、
ますます広まっていったのです。



それでは今日はこのへんで、


明日が皆さんにとって
よき一日となりますように……


(^^)/~~~


合掌


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