浄土宗 浄蓮寺

千葉県鋸南町にある浄土宗のお寺のブログです

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衣・袈裟コーデ😄②

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南無阿弥陀

みなさんこんにちは(^O^)

今日の鋸南町勝山は、
午前中はスッキリしない
曇り空でしたが☁☁☁
時々、お日さまが
顔をのぞかせてくれました🌞

午後からは、曇っている時間より
お日さまが出ている時間の方が長く、
気持ちの良い青空になりました😄


晴れたのはうれしいんですが、

梅雨入りしそうで
なかなかしませんね~💦💦💦
なんとも、はっきりしない
ビミョーな日が続いてます。

お互いに体調に気を付けて
過ごしてまいりましょう(^O^)


さて、今日でいよいよ
5月もおわり。

明日から6月、そして、
「衣替え」です😄


昨年、夏から冬への
衣替えの様子はこちら

gunjima-taii.hatenablog.com


同じように、冬の衣は
風通しをして、10月まで
箪笥でおやすみです🙏

しまう前に、冬の
「衣・袈裟コーデ」
一つご紹介!!

今日の「衣」と「お袈裟」

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このコーディネートは、
主に説教(法話の時の
衣とお袈裟です。

「 衣(茶衣)」

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衣は、一見「黒」に見えますが、
「焦げ茶色」です。

説教の時は、
通常壊色(えじき)」といって、
黒や茶色の衣を着ます。


前回ご紹介した
「道衣(改良服)」と比べて
袖がかなり大きいのが、
お判りいただけるでしょうか?

それと、腰から下は、
いくつものヒダがついています。

もともとこの形だったのが、
袖が小さくなり、ヒダがなくなって
「道衣(改良服)」になった、
というわけです😀

「如法衣(にょほうえ)」


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お袈裟は
「如法衣(にょほうえ)」

と呼ばれるものです。

説教の時の他、
僧侶資格をいただくまでの
修業中から、儀式・法要まで、
幅広く着します。

パッと見「白」にみえますが、
これ又「薄茶色」

「白檀染め」といわれる色です。


お袈裟も、説教の時は
キラキラしたものではなく、
壊色」を着します。


一口に「茶色」といっても
薄いのから濃いのまで、
いろいろですね~😄

「七条袈裟(しちじょうげさ)」

前回ご紹介した
「小五条(こごじょう)袈裟」は
縦に五つのつなぎ目がありましたが、

今回ご紹介する「如法衣」は、
つなぎ目が七つあるので
「七条袈裟」となります。

上の写真じゃ、つなぎ目が
全く分かりませんので😅

解りやすいように、
ネットから画像を拝借しました

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これなら、たての七つのつなぎ目が
はっきり見えますね😅

前回ご紹介した中の
「細かい布をつなぎ合わせて
 大きな一枚の布にして……」
というのも、よりはっきりと
お分かりいただけると思います😀

ちなみに、私の如法衣の大きさは
縦110㎝×横180㎝です。

「偏袒右肩(へんだんうけん)」

さて、上の写真
左肩にだけお袈裟がかかり
右肩は下の衣が出ている状態に
なっているのが
お分かりいただけると思います。

これは「偏袒右肩」といって、
佛さまに対しての敬いの心を
表す姿です。

元は、インドの風習によるもので、

右利きの人が多いことから、
右肩を露わにして、
攻撃の意思がないことを表すという説や、

右は清浄、左は不浄とされ、
清浄な右肩を佛さまに対して
露わにする、という説等があります。


又、右肩を佛さまに向けて、
周りを3度回ることは、

佛さまに対しての
最高の敬意
を表します。


そんなわけで、お寺の行事での
お坊さんの動きは、基本的に
佛さまを中心にして、
右回り(時計回り)になります。

おわりに

明日からは、夏の衣になります。
涼しいと同時に、生地も薄くなるので
着た感じがかなり軽くなります😀

夏の衣・袈裟コーデも
そのうちご紹介しようと思いますので
どうぞお楽しみに~

それでは今日はこのへんで


明日が皆さんにとって
良き一日となりますように
(^^)/~~~

合掌