南無阿弥陀佛
みなさんこんにちは(^O^)
今日の鋸南町勝山は、
雨の中1日がスタートしましたが☂☂☂
すぐにあがりました。
しかし、その後も
お日さまが出ることはなく
1日中雲に覆われて
どんよりとした1日でした。
曇りがちだったわりに、
それ程寒くなかったので
助かりました😅
しかし……
予報によると、
明日の朝の気温は
今日より10度も下がるとのこと😱
暑く成ったり寒くなったり、
なかなか落ち着きませんね~(T_T)
さて、12日の記事で
「4月8日はお釈迦さまの
お誕生日でした」
という記事をUPしましたが、
その前日、4月7日は
浄土宗をお開きになった
法然上人のお誕生日でした
🙌🙌🙌
法然上人のご誕生
法然上人は
今からおよそ900年前
長承2年(1133年)4月7日
お父さまは
漆間時国公
(うるまの ときくに)
その土地の「押領使」という
お役を勤めていたお方です。
お母さまは
秦(はた)氏の流れをくむお方。
このご両親の間に
お生まれになりました。
ご幼少の頃のお名前を
「勢至丸(せいしまる)様」
と申し上げます。
岩間の観音様にご日参
時国様ご夫妻は
長く子宝に恵まれませんでした
お子様を授かりたいと願ったお二人は
来る日も来る日も
岩間の観音様(本山寺)
に通い、
「どうぞ、私たちに子供をお授け下さい」
と祈りを捧げました。
時国さまのお屋敷跡、
法然上人が
幼少期を過ごされた場所には今、
「誕生寺」というお寺が
建てられています。
「誕生寺」から「岩間の観音様」まで、何と
10㎞もの道のりがあります
Σ( ̄□ ̄|||)。
10㎞もの遠い道のりを
厭うことなく毎日通って
子供を授かることを
お祈りになったのです。
今のように
医療も科学も発達していない時代、
できることといえば
神仏にお祈りすることしか
ありませんでした。
ご夫妻の
「何としても子供を授かりたい」
という祈りが
いかに真剣だったかが伺えます。
不思議な夢
そんなお二人の祈りが
遂に通じたのでしょうか?
奥方さまは、
ある夜不思議な夢をご覧になります。
夢の中に
一人の尊げなお坊さまが現れ、
剃刀(かみそり)を
奥方さまに差し出して
「この剃刀を
飲み込むがよい」
とお告げになります。
奥方さまは言われるままに、
剃刀を飲み込んだところで
夢から目覚めました。
奥方さまは、
時国さまに夢のことをお話になると、
「それは、懐妊のお告げであろう。
そなたが身ごもるであろう子は
きっと男児に違いない。
剃刀は髪を剃る道具。
生まれてくる子は、
人のおつむに剃刀を当て、
出家の師匠となるような
立派なお坊さんに
なるであろう」
そう仰って、
ことのほかお喜びになりました。
ご誕生の奇瑞
ご懐妊されてからというもの
奥方さまは、
それまで以上に仏さまを敬い、
心穏やかにお過ごしになりました。
やがて月満ちて、
時国さまが予想された通り
かわいい男の子が
無事にお生まれになりました。
ご誕生の時、
館のうえには紫の雲がたなびき
天から二流れの白い幡が舞い降りて
館の西にそびえる椋の梢に懸かり、
幡についていた鈴の音が天に響き
錦の模様が日に照らされ、
光輝いていました。
その二流れの幡は、
七日間、椋木にとどまった後、
又天に上っていきました。
その様子を見た人たちは
皆、不思議の思いを
抱いたということです。