浄土宗 浄蓮寺

千葉県鋸南町にある浄土宗のお寺のブログです

明日、3月20日は「お彼岸の中日」です

南無阿弥陀

みなさんこんにちは(^O^)

今日の鋸南町勝山は,

多少雲が多かったですが、
おおむね晴れ🌞

「暑さ寒さも彼岸まで」
と言われますが、

本格的な春の訪れを
感じさせてくれるような
穏やかな一日でした✨


さて、前回の更新でも
ちょっと書きましたが、

今年は
17日からお彼岸期間に入り
明日、20日
「お彼岸中日」
となります。

皆さんの中にも
既にお墓参りに行った方、
或いは
明日行く予定の方、

それぞれだと思います

お彼岸には
お墓にお参りして
ご先祖様のご供養をして
ついでに牡丹餅でも……😋

というのが、
一般的な「お彼岸」の
イメージだと思います。


もちろん、
お墓参りをして
普段うとくなりがちな
ご先祖さまを敬う心を
新たにすることも
非常に大事なことですが……、

お彼岸は「修行週間」です

本来お彼岸は、

今生きている
私たち自身が
修行を積ませていただく
期間です。

「彼岸」とは
詳しくは「到彼岸」
「彼(か)の岸に到る」
という意味で、

迷い苦しみ尽きない
「此(こ)の岸」
=「此岸」
の世界を離れ

迷い苦しみのない
「彼の岸に到る」ことを目指し
普段以上に
修行を積ませて
いただきましょう

というのが、
お彼岸の本来の趣旨なのです。


浄土宗のお彼岸のこころ

特に、浄土宗に於いて
目指す「彼岸」の世界とは
阿弥陀さまのもと、
「極楽浄土」
です。

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極楽の様子を描いた「観経曼荼羅」(浄蓮寺所蔵)


この生涯を限りに
極楽へお救いいただくことを願って

普段以上に
「ナムアミダブツ……」と
お念仏をお称えする、

ということが、

浄土宗に於いて
最も大事な
お彼岸の心なのです。


極楽はどこにある?

では、「極楽」は一体
どこにあるのでしょうか?


お経には「極楽」は
「西の彼方にある」
と説かれています。

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大黒山展望台からの夕日(令和3年元日撮影)


お彼岸のお中日は
春(秋)分の日。

太陽が真西に沈む日です。


沈みゆく太陽の
遥か彼方にある極楽へ
救われることを願う
浄土宗の教えは、

お彼岸と
特になじみが深いことが
お分かりいただけると思います。


なぜ、極楽は「西」にあるのか?


では、
なぜ極楽は
西にあるのでしょうか?

実は、ここに
極楽を建てられた
阿弥陀さまの
深い配慮があるのです。

(ここからの内容は
 「死」について触れます。
 心理的に「キツイ」と
 感じる方は、
 スルーして下さい)

太陽が「沈む」ということは
「命が終わる」ということに
通じます。

太陽が西に沈むように
私の命も尽きる時が来る。

その時が、
いつどのような形で
我が身に訪れるかわからない。

この「我が身の死」
という「一大事」
私たちに思い起こさせるため、

そして、

息絶えた後に、
沈む太陽の彼方にある
「極楽」へ救われたい、
という思いを起こすように、

更には、

極楽へ救われることを願って、
より一層
「ナムアミダブツ……」と
称えるように、

阿弥陀さまは、
あえてご自身のお浄土である
「極楽」を「西」に定めて
お建てになったのです。


極楽へ救われることを願って……

阿弥陀さまは、
心に「極楽へ救われたい」と願って
口に「ナムアミダブツ……」と称えれば、
誰であろうと分け隔てなく
極楽へ救うとお誓い下さっています。

明日のお彼岸中日、
ご先祖さまのご供養と併せ

西へ沈みゆく太陽に思いをはせて
その遥か彼方にある極楽へ
いつの日か救われ往くことを願って

「ナムアミダブツ」と
お称えしてみて下さい。

阿弥陀さまは
あなたの称える
お念仏の声を聞いて
やさしく微笑んで下さるはずですヨ😄

それでは今日はこのへんで

明日が皆さんにとって良き一日となりますように
(^^)/~~~

合掌