みなさんこんにちは(^O^)
今日の鋸南町勝山は、
朝からスッキリ晴れました~🌞🌞🌞
昨日は温かったものの、
午前中はずっと曇り空、
午後からは晴れ間がのぞいたものの
終日風が強く、荒れた一日でしたが、
うって変わって
今日は若干肌寒さはあるものの、
風もなく穏やかな小春日和の一日でした。
今日は立春、暦の上では
今日から春です!!
さて、春の初日の今日は
「今週のお題」に挑戦👏👏👏
「鬼」ということですが……、
「鬼」と聞いて、
みなさん怖いイメージを
お持ちのことと思いますが……、
さて、その怖い「鬼」は
どこにいるのでしょう?
人みなの 心の底の奥の院
覗いてみれば 鬼が本尊
という歌があります。
「奥の院」といえば
お寺などの一番奥、
もっとも大事な場所であり
そこには普通、
仏さまがいらっしゃいます。
では、私たち人間の
心の奥底「奥の院」はどうでしょう?
どんな仏様がいらっしゃるかと
そっと覗いてみたら、
何とそこに居たのは
仏さまではなく鬼だった、
ということです。
私たちが「怖い」とおそれる「鬼」、
実は私たちの
心の中に住み着いている
ものなんですね~😱😱😱
私たち人間誰しも、
「煩悩」という悪しき心を持っています。
挙げればキリのない煩悩ですが、
代表的なものとして
「貪」=欲貪りの心
「瞋」=いかり、腹立ちの心
「痴」=道理をわきまえない自分中心の心
の三つに収まります。
この三つに代表される
私たちの心に深く根付く「煩悩」こそが
「鬼」の正体なんですね~(T_T)
中でも、「瞋」=怒り腹立ちの心については
コロナ禍の影響でしょうか?
世の中全体がイライラ・ギスギス
しているように感じます。
かくいう私も例外ではなく、
恥ずかしながら、最近
「イライラしてるな~」と気付くことが
多くあります(反省💦💦💦)
怒りの心は、時に、心の中に収まり切れず
言葉や表情に出てしまうこともあるようです。
腹立てば
鏡を出してツラを見よ
鬼の素顔が ただで見られる
そして、怒りの心は
人を傷つけるだけでなく、
結果的に自分自身を苦しめることに
つながることもあるようです。
お釈迦さまのお話を一つご紹介します🙏
~~~~~~~~~~~~~~
ある時、お釈迦さまが托鉢をしていると
異教の修行者が
大声をあげてお釈迦さまを罵りました。
しかしお釈迦さまは、
まったく意に介せず平然と托鉢を続けます。
すると異教の修行者は、ますます怒り、
足元の土をつかんでお釈迦さまに投げつけました。
その瞬間、
お釈迦さまの方から修行者に向かって
強い風が吹き、異教の修行者は
自分が投げつけた土を
まるごと浴びてしまいました。
その様子を見たお釈迦さまは
このように仰せになりました。
「故なく乱暴な言葉で
清浄なる者を汚そうとしたら、
かえって自分自身を汚すこととなるだろう
それはあたかも、
自らが投げた土が逆風に吹かれて、
自らを汚すようなものである」
このお釈迦さまのおさとしを受け
異教の修行者は自らの過ちに気付き、
そのうえでお釈迦さまの教えを聞き
よろこんで去って行った、ということです。
~~~~~~~~~~~~~~
怒りのままに人をののしり傷つけると、
そのまま自分に返ってくる、
という教えです。
怒りの心をはじめとする「煩悩」を
断切ることはできません。
しかし、心がけ次第で
「抑える」ことはできます。
時に、自分自身を静かに見つめ直し
「煩悩」が加速しすぎないようにブレーキをかけて
人も、自分自身も大切に
するように心がけたいものですね😊
あれっ、
「鬼」について書いてたつもりが、
だいぶ脱線しちゃったかな?と
今さら気付いた「今週のお題」でした😅
どうぞ、ご容赦下され🙇♂️🙇♂️🙇♂️
それでは今日はこのへんで、
明日が皆さんにとって良き一日となりますように
(^^)/~~~
合掌